【最強おすすめ】英語リスニング教材は買うな!本当の勉強法はコレだ

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耳を澄ます女性 英語のリスニング教材よりもおすすめな上達のコツ2つ!

ちょっと待った!間違ったリスニング練習では、聞き取れるようになるのに一生かかるかもしれません。

では、正しいリスニングの勉強法とは…?

こんにちは!

約10年のアメリカ生活で、リスニングに苦しみながらも克服した経験を持つ海外サラリーマン むさしです。

英語のリスニングは、日本人にとって最大の難敵の1つ。あなたも

「読めば分かるけど英語で聞くと違う…」

「英語が速くて聞き取れない…」

などと悩んでいるのではないでしょうか。

そんな悩みを受け、世の中には色々な「英語リスニング専用教材」、例えば次のような教材ががおすすめされていますよね。

  • VOA Learning English
  • ヒアリングマラソン
  • レアジョブのリスニングアプリ
  • English Centeral
  • TED、Youtube、海外ドラマなど

でも、私自身がリスニングを克服した経験からすれば、このような教材は初心者には

あまり効果がない

うえに、かえって遠回りになる可能性があると私は考えています(私が経験済みです…)。

その理由は、リスニング教材の多くは基本的に聞いているだけ】だから。

でも本当のところ言えば、英語を聞くことで聞き分けられるようになるのは、脳が発育途中の子供(12~14才ぐらいまで)だけの特権です。

これは人間が持っている本能ですが、大人になるまでに失われてしまいます。

脳が育ってしまっている大人は聞くだけでは自然に英語が聞き取れるようにはならないんですね。ですので、私たち大人は大人に合った方法で聞き取りを攻略する必要があるわけです。

そこでこの記事では、私たちにとってリスニングの上達に効果的な勉強法と、おすすめできる教材の選び方を紹介していきたいと思います。

英語のリスニングを【効果的に鍛える勉強法】とは

リスニングを強化する2つの練習法

英語のリスニング強化のの効果的な練習法。結論から言ってしまえば、それは次の2つです。

  • 「正しい」発音練習
  • 読解力の強化

これらはパッと見るとリスニングとは関係なさそうに見えるかもしれません。

普通は「英語を聞いて慣れましょう」とか「シャドーイングして真似ましょう」とか、そういうアドバイスが多いもの。

でも実は、これらこそが学校や世間では教わらない「英語リスニング上達のコツ」なんですね。

その理由は、英語が聞き取れないと言っても、次のような2つの意味があるからです。

「英語が聞き取れない」の2つの意味

「英語が聞き取れない!」の2つの意味。それは次のような2種類の「聞き取れない」です。

  1. 単語が聞き取れない(音の理解)
  2. 聞き取った英文が理解できない(意味の理解)

英語の【音の理解】

最初の「聞き取れない」は、音が聞き取れないもの。私たちがよく経験する「知ってる単語なのに違って聞こえる」というやつですね。

これは「音の理解」が不十分なために起こります。

例えば下のように相手に話してきたとします。

ちょっと速くて分かりにくいかもしれませんが、これを下の絵のように単語ごとの発音が聞き取れる、というのが「音の理解」になります(下手な絵ですみません…)。

英語のリスニングのポイント「音の理解」

全部を100%聞き取れなくても多少は話の流れから考えることはできますが、やはりある程度は単語レベルで聞き取れないとリスニングは難しいですよね。

音の理解はリスニングの第1関門となり、多くの人はここでつまづいています。

英語の【意味の理解】

次の「聞き取れない」は、聞いた英文がそのまま理解できないこと。その結果、理解が追い付かないため「え~と…」と考え込んでしまうことになるわけですね。

これは「意味の理解」の不足によるものです。

上の例で言えば、下の絵のようなイメージがパッと頭に浮かぶ、という感じですね(相変わらず下手な絵ですみません…)。

これらの「2つの理解」がそろうことで「英語が聞き取れる」ようになるわけで、それぞれを鍛えていく必要があります。

そのための練習方法が、上に挙げた

  • 「正しい」発音練習=「音の理解」の強化
  • 読解力の強化=「意味の理解」の強化

となるわけなんですね。

では、これらの練習法について、もう少し詳しく見ていきたいと思います。

発音練習で【英語の音を頭に染み込ませる】

自分で発音できると聞き取れるようになる

これは学校ではきちんと教わらないことですが、英語には15種類の母音24種類の子音があります。ざっと見て日本語の倍ですね。

例えば、日本人の感覚では「dog」は「ドッグ」というしっかりした発音ですが、英語ではこちらの音声のように「ドァッという

「オとアの中間音」「ほとんど聞こえないグ」になります。

【dog の発音】

英語を聞き取るには、こういった英語の音が頭に染み込んでいる必要があります。知識として知っていても役に立たないわけですね。

そのように頭に音を染み込ませるための最も効率的で効果的な方法は「自分でできるようになる」こと、つまり「英語の発音練習」となるわけです。

大人になっても発音練習でリスニングを鍛えることができる

はっきり言ってしまえば、自分で発音できない音はなかなか聞き取れません

でも、発音を練習すると、それまで何だか分からなかった音がクリアになっていくことが実感できます(私自身が経験済みです)。

脳が育ってしまった大人でも、学んで練習することで、英語の音を頭に染み込ませることができるんですね。

世間では「聞き取れれば発音できる」と言われますが、正しくは反対で「発音できると聞き取れる」ですので注意が必要です。

正しく練習すれば発音は実はシンプル

発音練習というと「難しそう」と思うかもしれませんが、やり方を学んだうえで練習すれば「え、実はこんな単純なの?」とビックリするぐらいシンプルだったりします(もちろん練習は必要ですが)。

ですので、あなたが英語のリスニングで悩んでいる、特に

「読めば分かるのに聞き取れない…」

という悩みを持っているのであれば、発音練習が悩みを打ち破るカギとなりますので、しっかりと発音練習に取り組んでみることが最も効率的な上達法となります。

シャドーイングやディクテーションは音の理解が身についてから

リスニング強化の方法として、よくシャドーイングやディクテーション(英語の書き取り)などの練習方法が紹介されています。

英語音声のあとに続いて発音したり、聞いて書き取ったりする練習ですね。

しかしこれらの練習法は、発音によって意味の理解が身についていない状態では、効果が非常に少ない練習方法です。

結局のところ、これらの練習方法も「聞くことが中心」の練習法であり、自分の脳の中に「英語の音を染み込ませる」わけではないんですね。

実を言うと、シャドーイングやディクテーションといった練習は、英語の音の理解がある程度できるようになって聞き取りが上達してきてからの方が効果的です。

これらの練習は、聞き取りを身につけるというよりも身についた「音の理解」を強固にするためにするための練習

そのため、音の理解ができ始めた頃に取り入れると、あなたのリスニングをグンと伸ばすことができます。

以上のように、「発音練習は英語のリスニング上達には欠かせない」ということを説明してきました。

次に、意味の理解に進みます。

読解力の強化で「理解が追い付かない」を追放

悩む女性 英語リスニングの「理解が追い付かない」を追放しよう

英語の理解が追い付かない理由

音の理解によって英語を聞き分けられても、言葉の意味が分からないと「ただの音」で終わってしまいますよね。

私にも経験がありますが、理解が追い付かずに「う~ん」と悩んでいると相手も「伝わってる?」と不安になりますし、置いて行かれたりしてしまいます(これも経験済みです…)。

そのような状態になってしまう原因は「読解力」の不足。実は普段から英文がスッと読めずにモタついてしまう場合には、英語を聞く場合にもモタついてしまいます。

逆に言えば、英語を読む力を向上させることで、英語を聞く力も向上させることができるわけですね。

ですので、聞く前の準備として「読んだ英語をスッと理解する」力を鍛えておくことが、リスニング上達には効果的です。

英語を読んで「スッと理解する」ために必要な練習は?

タブレットで英語を読む女性

私の経験から言えば、このような「スッと理解する」力をつけるには英語の「勉強」よりも

  • 基本的な文法(特に単語を並べるルール)を復習
  • 話の流れがある英文(小説など)に入り込んで音読
  • 自分の手や口を動かして英作文をし自力で英文を作る練習

といった「練習」で、英語の感覚を体に染み込ませることが効果的です。

特に、私は音読によって英語の感覚が身につき「英語が英語のままスッと理解できる」ようになりましたので、発音練習と音読をセットでおすすめしたいですね。

実際に自分の体(=口)を動かすことによって、学んだ知識が体に染み込んでいき、頭の中で結び付いて「英語がスッと分かる」瞬間が突然やってきます。

英語を英語のまま理解する方法については、こちらの記事でさらに詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

英会話に必須!「英語を英語のまま理解」する2つの力の鍛え方

英語のリスニング上達に必要な期間はどれぐらい?

以上、英語のリスニングを確実に上達させる2つの必殺練習法を紹介してきました。

では、これらの練習によってリスニングを上達させるには、どれぐらいの期間が必要でしょうか。

もしあなたが「英語はスラスラ読めるけど聞き取れない」という「英語力充分」な状態であれば、あとは発音練習だけです。

その場合、きちんとした教材で練習すれば、2~3ヶ月でリスニングの上達を実感するはずです。

そうではなく、英語を読むときに考え込んでしまう、スラスラと読めないという場合には、発音と同時に読解力も強化する必要があります。

これはあなたの英語力のレベルによりますが、中学英語はOKなレベルであれば、色々な題材(特に小説)を音読することで、3ヶ月ほど(私の経験上)で読解力がついてくるはずです。

中学レベルもあやしい、という場合には、その復習も必要ですので4~6ヶ月ぐらいでしょう。

ただし、これは「きちんとした発音教材」で発音を練習した場合に限ります。そうでない場合には、時間と労力を使ったけどリスニングが上達しないという結果もありえます。

では「きちんとした発音教材」はどのように選べばいいのか。最後にそちらを説明していきたいと思います。

リスニングにおすすめできる教材の選び方・注意点

驚く女性 英語の発音は「発音」だけではない

注意!実は発音「だけ」練習してもダメ

発音練習でリスニングを鍛えるときの注意点。それは

発音『だけ』練習しても効果は薄くなってしまう」

という点です。

どういうことかというと、「r」や「v」や「th」など「個々の【音】」だけではなく

英語特有のリズムやイントネーション、そして音声変化も同じぐらい大事

ということ。

これは日本の学校などでは教わらない重要な真実なんですが、実は英語は一定のリズムを守るために発音が犠牲になることもあるんですね。

その結果、音がきちんと発音されない「弱音化(適当発音でごまかされる)」という現象が起こり、それがあなたの「聞き取れない」につながってきます。

そのうえ、音があちこちでくっつく現象(リエゾンと言います)も起こりまくるので、スペル(から想像される音)とは違って聞こえ、

「読めば分かるのに…」

ということになってしまうわけなんですね。

実際の英語は音声変化でこんなに変わる

たとえばこのような音声があった場合、きちんと聞き取れるでしょうか。

「最初の “The plane(その飛行機)” と最後の “technology(技術)” は分かるけど、「途中はグシャグシャっと聞こえる…」と感じるのではないでしょうか。

ひょっとすると「『ステイルバー』テクノロジーってなんだろう…?」と疑問に思ったかもしれませんね。

実はこの音声は、

The plane uses a state-of-art technology.(その飛行機は、ある最先端の技術を使っている)

と言っています。

最先端の飛行機 英語の音声変化で"state-of-art technology" が「ステルバーテクノロジー」となってリスニングが難しい

「ステイルバー」と聞こえたのは「state-of-art(最先端の)だったんですね。文字で書いてみると、難しい単語は使っていません。

難しい単語は使っていないのに聞き取りが難しいのは、日本語とは違うリズムで読まれているうえに、次のような音声変化が起こっているから。

  • 英語は1音1拍(日本語のリズム)ではなく、音の強弱によって伸び縮みする
  • plane uses a が隣どうしくっつき「プレーニュージザ」に聞こえる
  • state の最後の t の音が弱くなって変化(弱音化)し、タ行ではなくラ行になる
  • 同じく of も「オブ」ではなくあいまいな音になる(これも弱音化)
  • state of art technology が隣どうしくっつき、「ステルバーテクノロジー」に聞こえる(art の t も次の単語に吸収されて消える)

こうやって説明してみると、均等なリズムで1音ずつはっきり発音する日本語よりも、かなり複雑な感じがしますよね。

このような

  • リズムの影響で音がはっきり発音されない(弱音化)
  • 音がくっついたり抜け落ちたりする(結合・脱落)

といった「音声変化」こそが、あなたが英語を聞き取れない大きな原因です。

発音の中でも、この「音声変化」を攻略することがあなたの英語リスニングを上達させる大切なカギ

ですので、このような「音声変化」、そしてその元となる「英語のリズム・イントネーション」もしっかり学んで練習できる教材を選ぶことが、

リスニングの上達には絶対に欠かせません。

英語のリズムや音声変化を学ぶのは難しい?

でもちょっと、あなたを不安にさせるようなことを言いますと、一般に手に入る発音教材や英語学校などでは、英語のリズムや音声変化などはほとんど学べないのが実情です。

なぜかというと、教える側がきちんと知らないから。

実は英語の発音というのは、単に「ネイティブスピーカーだから」教えられるというわけではなく、専門的なトレーニングを受けた人でないと正しく教えられない領域なんですね。

特にリズムや音声変化については、彼ら・彼女ら自身も「正しく教わる」ということがほとんどありません。

「じゃあ、一体どんな教材を選んだらいいの?」

「変な教材を選んで失敗したくないなあ…」

そんな疑問や不安を持つあなたのために、私が自分で試したうえでおすすめできる教材を、こちらの 

英語リスニング教材ランキング2019年版

で紹介しています。

ここで紹介している教材は、全て私が実際に手に入れて内容を確認していますので、良かった点だけでなく良くない点・注意点までバッチリレビュー済み。

あなたのリスニング上達に役立てばうれしいです。