mochanTV 英会話レビュー:TOEICは高得点でも話せない人の練習用教材に最適?

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英語が話せない TOEICは高得点でも話せない人向けの練習教材【mochantv英会話】のレビュー

こんにちは!「英会話教材バスターズ」管理人、むさしです。

日本人と英会話、というテーマについてよく言われるのが「TOEICなどのテストはできても英語が話せない」ということ。

私にも覚えがありますが、確かにそのような人は多く「勉強しても話せない ⇒ 自信をなくす」という悪循環にはまってしまう危険性があります(私の英会話恐怖症のように)。

今回は、そのような「勉強はできるけど」という人に向けて、「持っている知識で話す練習をしよう」と呼びかける【mochanTV 英会話】という教材を、公式ページの情報をもとにレビューしていきます。

mochanTV 英会話の内容

制作者の情報

この【mochanTV 英会話】は三原智紘さんという人(自称「mochan」)が制作しています。

公式ページによれば幼少から海外で生活し、現在はYoutubeで日本人向けの英会話チャンネルを運営している人ですね。

この教材では、リピート練習用にネイティブスピーカーの音声も入っているのですが、説明の中ではご本人の発音も入っていて、かなりしっかりした発音をされていると感じました。

教材概要

【mochanTV 英会話】は、制作者のYoutubeチャンネルの内容をベースに「英語を口に出す練習の足りない人」向けに制作された教材です。

全部で20の基本的な項目につき、1回15分程度の動画で「使い方の説明」と「使う練習」をカバーしていきます。

どちらかというと、説明はあっさり、あとはひたすら練習、という感じですね。

ところどころで、使われている表現の説明(「夜11時まで=until 11 pm」など)が入っていて、自分で英文を作って話す練習で使っていきます。

練習は、穴埋めによって自分で文を完成して口に出す練習と、ヒントなしで英文を作って口に出す練習、そして英語を日本語にする練習で構成されています。

英文を完成する練習では、自分が答えた後にネイティブの音声が流れ、そこでリピートして再度発音していきます。

なお、テキストについては自分でダウンロードして使う【ダウンロード版】と、本になって届けられる【製本版】が選べます(当然ですが、ダウンロードの方が安くなっています)。

mochanTV 英会話レビュー・評価

ここでは【mochanTV 英会話】について、以下の4つの視点から評価していきます。

(当ブログの評価基準については、「初心者も安心!効果的な英会話教材の選び方&おすすめランキング」をどうぞ)

  1. 取り組みやすい教材か
  2. 定着させる工夫があるか
  3. 英語の聞き取りに効果があるか
  4. 自分で自由に話せる応用力がつくか

では、1つずつ見ていきたいと思います。

1:取り組みやすい教材?

まず取り組みやすさですが、こちらはオンラインで見られる1回15分程度の教材ですので、CDやDVDなどと違い、PCやスマートフォンがあれば場所や時間を選ばずに見られる点で、取り組みやすい教材と言えます。

また、内容も「既に知っていることを使う練習をする」というものですので、「勉強しているけれども話せない」という悩みを持つ人には、興味を持って取り組める教材です。

その一方で、「英語が全く分からない…」という人には、少しハードルの高い内容となっているのも事実ですね。

2:定着する工夫は?

この【mochanTV 英会話】は、「自分で」知識を使う、「自分で」口に出す、ということを非常に重視しています。

この辺りが最近流行の「聞くだけ」とか「簡単ラクラク」系の教材と違って好感が持てる点ですが、英語を話すために必要な神経や感覚を手に入れるには最も効果的な方法なんですね。

この点は、私のお気に入りの本であるパワー音読入門と根が同じで、定着させる方法についてきちんと考えられている教材と言えます。

ただ、時折「身につけようとしている表現」とは別のものの穴埋めを問われたりするので、そんなときにも惑わされず「自分はこの表現を口に刻み込むんだ」という意識と集中が必要なときはありますね。

また、「既に知識がある」という前提で説明があっさりしていることも多いので、中学レベルの英語は分かっているほうがよいでしょう。

3:英語の聞き取りに効果がある?

この教材は「自分で英語を口に出す練習」がメインとなっていますので、聞き取りに特化した練習は含まれていません。

練習の前提として「自分が話す英語を録音して聞くこと」ことを勧めていますので、音に対する感度が上がって間接的に効果があるかもしれませんが、効果としては低いです。

その点から言えば英語のリスニングについての効果は薄く、聞き取りについては別教材で補完する必要がありますね。

この辺りは、話す練習に的をしぼっていることと、他の教材に比べると非常に安価である(桁が1つ違います)ことから考えると、妥当な点かもしれません。

4:自分で自由に話せるようになる?

英会話学習のゴールは、自分で英語が自由に話せるようになること。

その点について、この教材は入口としての位置づけであり、「自由に話せるようになるには自分なりの練習が必要」と感じています。

ただ、【mochanTV 英会話】は「勉強から練習へのシフト」の第1歩としては評価できますので、この教材で英語を話すことに慣れてきたら、自由に話せるための次のステップとして【プライムイングリッシュ】などの教材で

  • 色々な表現を身につけて使う練習
  • 発音・リスニング対策

へ進むのがおすすめです。

【mochanTV 英会話】の総評

評価 B:普通(まあまあ)教材

説明があっさりだが、英語の知識がすでにある人の第1歩としては評価できる。

「勉強しても話せない…」

「TOEICとかのテストは大丈夫だけど、話すとカタコトのブロークンイングリッシュに…」

「英語が分からないわけじゃない、でも話せない!」という悩みは、全然分からないよりも根深く深刻ですよね。

海外生活を始めたばかりの頃の私も、同じ悩みで苦しんでいました。

色々なトレーニングで英会話の悩みを克服したのですが、やはり「知識と音がつながっていない」ということが原因だったんですね。

そのような人に必要なことは「勉強よりも練習」、毎日英語を口に出すことです。

今回レビューした【mochanTV 英会話】は、そのような「練習」に的をしぼった教材となっています。

英語そのものの勉強ではないため、英語が全く分からない人には向きません。

ですが逆に、既に英語が分かる人、TOEICなどの英語のテストでは得点が取れる人には、「勉強から練習へ」のよいきっかけとなる、と言える教材ですね。

なお、今回の記事は公式ページの情報に基づいた暫定レビューですが、近く教材を手に入れて内容をしっかりレビューしていく予定です。

⇒ 【mochanTV】の内容を公式ページでチェック!