こんにちは、闘う海外サラリーマン むさしです。
今回は「ポテト」を取り上げますが、この単語って英語発音の練習に最適なんですよね。
もちろん、「この単語だけ練習すればいい」ということではありませんよ。
ではありませんが、英語の発音に大切な「ある1つのこと」を身につけるのに、とても役に立つのです。
目次
「ポテト」の英語発音
ポテトの英語発音は日本語と大違い?
ではさっそく「ポテト」の英語発音です。
「ポテトの英語発音なんて知ってるよ」と思うかもしれませんが、発音するには実はちょっとした練習が必要です。
ポテトの英語のスペルは potato、発音は [pə’teytow] ですね。
( [‘] は「次の母音を強く読む」という印、[ə] はあいまい母音、[ey] は a の二重母音「エイ」、[ow] は o の二重母音「オウ」)
実際の発音はこのようになります。
真ん中の音は「エ」ではなく [ey”]、最後の音は(弱いですが)「オ」ではなく [ow] になっていますよね。
また、最初の “t” は強くしっかりした “t” の音で発音されますが、2番目の “t” は弱くなり “d” の音に変化します(アメリカ英語の場合)。
ちょっと想像と違ったのではないでしょうか。
ちなみに日本語で「ポテト」というと次のような感じですよね。
当然のことですが、英語と日本語の発音は違います。
では、具体的にどこが違うのか挙げられますか?
それが、今回の答えになります。
英語と日本語の発音の根本的な違い
こちらの記事でも書いているように、日本語と英語の発音は大きく違います。
この記事では4つの違いに触れていますが、今回「ポテト」の発音練習で身につけてほしいものは、ずばり
英語のイントネーション
です。
日本語の「ポテト」と英語の “potato” の発音を比べて見ると、「音が違う」以外にも次の点が違うことに気づきますよね。
- 日本語は「ポ」が一番高いが、英語は真ん中の “a” が一番高く、そして強い
- 日本語は全部の音の長さが同じだが、英語では真ん中の “ta” の部分が長く、最初と最後の音が短い
このうち最初の「音の強さや高さ」についてはほとんどの人が気づきますが、2番目の「音の長さ」については、なかなか気づかないのではないでしょうか。
この2つが合わせて、今回のポイント「英語のイントネーション」になります。
英語のイントネーションは、単に強く発音したり高くなったりするだけでなく、音が伸び縮みするということも大きな特徴です。
「ポテト」を使って英語発音のイントネーションを練習する
英語のイントネーションについては下の記事で掘り下げて説明していますが、今回はどう練習するか、ということを説明していきたいと思います。
さきほど、英語と日本語は根本的にイントネーションが違う、と書きましたが、ポイントをまとめると
英語では強く読むところ(アクセント/ストレス)を「強く・高く・長く」読む
ということになります。
当然、それ以外の部分は「弱く・低く・短く」読まれるわけですね。
ではこのポイントを身につけるには?
少し考えてみてください。
そう、正解です。大げさに差をつけて練習するんですね。
こんな感じに。
コツとしては、最初の出だしの “po” をとにかく弱く、短く発音して、すぐに次の “ta” の音に進むこと。
そして、”ta” を思い切り強く・高く・長く発音することです。
実際には人前でこんな感じには話しませんが、このように大げさにやる(over-exaggerate)ことで、普通の会話でも普通レベルでできるようになるわけです。
私もアメリカで発音トレーニングを受け始めたころ、このように大げさにする練習をさせられました。
このような発音を何度か繰り返すうちに、日本語とは違う英語の音の強さ、高さ、長さの感覚が身についてくるという、非常に役立つ練習です。
始めはちょっと違和感があるかもしれませんが、一人で練習すれば誰かが聞いているわけではありませんから、恥ずかしくなんかありませんよね。ね。
まとめ:ポテトの英語発音を繰り返し練習すると…
いかがでしたか?
今回は「ポテト」の英語発音を通じて、英語の発音にとても重要な「イントネーション」の練習法を紹介しました。
実は今回の記事で説明したことは、実際に英語を話すときに非常に大切ですなんですね。
このことは、強調してもし過ぎることがないぐらい重要です。
この練習をするとそれが感覚に染み込んできますので、ぜひ繰り返し練習して身につけていって欲しいと思います。
このサイトが、あなたの望む未来を手に入れる助けになれば幸いです。
むさし
カテゴリ:色々な英単語の発音 英語の発音練習の方法 [コメント:0]
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