こんにちは!「英会話教材バスターズ」管理人、むさしです。
「自宅で英会話を独学したい」という人、けっこういますよね。
あなたも、
- 家庭や仕事の事情でスクールに通うのが難しい…
- そもそも、対面やオンラインで英語を話すのに抵抗がある…
- だから、自分のペースで練習したい…
といった事情から、自宅独学用のおすすめ英会話教材を探しているのではないでしょうか。
ここだけの話ですが、私は個人的には「英会話スクールはある程度話せる人のためのもの」と考えています。
普段の練習を試す練習試合、のような感覚ですね。そこで英会話を身につけようとすると、えらく非効率なことになってしまいます。
ですので、その準備ができていない人には「自分で徹底練習」をおすすめしています。
じゃあ、どんな英会話教材がおすすめ?と聞かれれば、迷わず「発音練習+音読」教材と答えますね。
「なぜ?」
それは、これらの練習が「英語脳への最短ルート」だからです。
どうして「発音練習+音読」が自宅英会話におすすめ?
発音と音読は英語脳への近道?
最初のところで「発音練習と音読は英語脳への最短ルート」と書きました。
これについても、あなたは「なぜ?」と思っているでしょうから、その理由を説明してきたいと思います。
まず、英会話は話すにしても聞くにしても「音」が主役ですよね。
そして、英語を話したかったら「毎日、実際に英語を口に出す」ことが練習の基本となります。
ここまではいいでしょうか。
では、それぞれの練習の効果について説明していきましょう。
発音練習は英会話の「基本フォーム」
まずは発音練習。発音は英語を話すときの「基本フォーム」になります。
スポーツでも楽器でも同じですが、正しいフォームや姿勢というものは練習の効果に大きく影響しますよね。
英会話の場合でも、この基本フォームが正しくできることで口と耳が英語モードになり、その後の上達がものすごく速くなります。
もう少し詳しく説明すれば、発音のルールを知って練習することで「英語の音を処理する神経回路」が脳の中に作られていきます。
筋トレして筋肉をつけたり、テニスなどのスポーツで素振りで動きをスムーズにするのと同じですね。
このことによって、英語の知識が「正しい発音」で脳にインプットされ、「聞いて分かる」「パッと口から出てくる」という状態になっていくわけです。
音読で「知識」から「感覚レベル」に
次は音読の効果です。
実は私、プロフィールにもあるように、英語嫌いを音読(と勉強)で克服した過去を持つ「絶対音読主義者」なんですね。
長文読解の勉強中に音読をしているうちに、それまで勉強した知識が感覚レベルに染み込み、ある日「英語が英語のまま」理解できるようになってビックリしたことがあるんです。
結局のところ、英語を勉強しても知識のまま終わっていたら、なかなか話せるようにはなりません。
話そうとしても「え~と…」と考え込んでしまったり、英語で話されたことが理解できない、というのは、これが原因でもあるんですね。
そして、その「知識」を「感覚」に染み込ませる作業が、実際に自分の口を動かす「音読」となるわけです。
さらに、音読と同時に発音練習をして「正しいフォーム」を身につけることで、その効果を大きく高めることができます。
本当に、この2つが合わさるとすごい効果なんですよね。
中学レベルの初心者もロケット級のスピードで上達しますし、「読み書きはできるけど会話は…」という中級者であれば、スッと「聞ける・話せる」という状態になれます(私が経験済みです)。
英語の発音練習って難しそう…
でも、このように言うと「でも、発音練習って難しそう」という感想を持つかもしれませんね。
あるいは「挑戦したことあるけど、できなかった…」という経験があるかもしれません。
実は英語の発音って、きちんと学べばそこまで複雑なものでもないんですよね(もちろん練習は必要ですが)。
あなたが難しく感じるのは、「きちんと学んでいない」から、または「教材が悪かった」から。
これは非常に大切な話なのですが、残念ながら大人は「聞くだけ」とか「見よう見まね」では英語の音を身につけることはできません。
聞くだけで覚えてしまうのは、脳の成長段階の子供(12歳~14歳ぐらいまで)だけの特殊な能力(本能)なんですね。
脳の成長段階を過ぎてしまった大人にとっては、「ルールを学んだうえで自分で練習する」ということが唯一の効果的な方法となります。
ここの部分については、日本ではまだまだ誤解が多いように感じていますが、きちんとした教材で学んで練習すれば、驚くほどスッと身についていきます。
私の場合には、1~2か月で聞き取りが目に見えて上達し、3カ月経つ頃には聞き返されずにスムーズに会話ができるようになりました。
それまでは、英語環境なのに英語で話すのがとてもストレスで英会話恐怖症にもなってしまったほどでしたが、これで克服することができたんですね。
ただし、繰り返しになりますが英語発音は「基礎からきちんと学ぶ」ことが大切。
自己流や見よう見まねでは、伸びないどころか変なフォームになって足を引っ張る危険性があるので注意が必要です。
と、ここまで「発音練習+音読」の効果について説明してきましたが、次は「効果的に練習するための注意点」を説明していきます。
効果的に自宅で英会話を独学するための注意点とは?
このように絶大な効果の発音練習と音読ですが、実際に練習に取り入れるには3つの点に注意が必要です。
注意点1:英語力ゼロの人は中学の復習から
まず、英語力が全くない場合には、音読しても感覚に染み込む知識がないですから、効果は薄くなってしまいます。
それは「土台の無い所に家を建てる」ようなもの。
フレーズ暗記に頼っても、自分で英文を作り出せない、ちょっと変わると聞き取れない、という応用の利かない状態になってしまいます。
ですので、中学レベルの英語に不安がある場合には、中学英語の復習から始めることをおすすめします。
もちろん、これも徹底音読することで、グングンと染み込ませることができますよ。
注意点2:音読は「入り込める題材」を使う
次の点は、入り込める題材を使って音読する、ということ。
どういうことかというと、空港の入国審査の場面とか、買い物の場面とか、そのような「切り取られた」会話ではなくて、ストーリー性のあるものが効果的、ということです。
その方が読んでいて楽しいですし、話の中に入り込むことで英語をイメージで理解することができて、感覚に染み込みやすくなるんですね。
私の学生時代の英語の先生が「会話を覚えたかったら小説を読め」と言っていましたが、そのように話の流れがあって日常的な会話表現がたっぷりな題材を使うことがおすすめです。
注意点3:発音は「音だけ」ではダメ
最後は、発音練習は英語の「音だけ」練習してもダメ、ということ。
ちょっと分かりづらいですね。
これは、「R」とか「V」とかの音だけでなく、リズムやイントネーション、英語特有の「音の変化」なども非常に大切、ということです。
私自身は「発音よりリズムやイントネーションの方が重要」と習いましたし、実際に英語環境での生活でそれを強く実感しています。
というのも、英語って日本語とは正反対に「発音を多少犠牲にしてもリズムを守る言語」であり、発音もそれに引きずられて変化してしまうから。
これが英語が聞き取りにくい理由の1つでもあるのですが、正直に言って知らないと対応できないのが現実ですよね。
でも大丈夫。
このようなルールを「学んだうえで練習する」ことによって、相手の手の内が分かって聞き取れるようになるので、心配はいりません。
自宅での英会話独学に1番おすすめの教材は?
では、このような「発音練習+音読」で英会話をしっかり練習できる教材は?
私は、【プライムイングリッシュ】という教材を紹介したいと思います。
こちらは、「発音王」として日本の人気テレビ番組にも出演しているアメリカ人英会話講師(日本語もペラペラ!)が開発した、
発音練習にも強くこだわった人気英会話教材。
題材も、特定の場面でしか使えない「切り取られた」会話ではなく、
シェアハウスに暮らす人たちの日常を題材にした入り込めるストーリーで学習していきます。
私が実際に使用した感想や注意点は、こちらの
「挫折してきた人でも6ヶ月で聞けて話せる?プライムイングリッシュをレビュー&評価」の記事でしっかり掘り下げて紹介していますが、
大人が英会話を身につけるための正しい勉強法を取り入れており、強くおすすめできる内容になっている教材です。