初心者の疑問:どっちが効果ある?英会話スクールと教材

教室 初心者には英会話教材と英会話スクールはどっちが効果がある?

こんにちは!「英会話教材バスターズ」管理人、むさしです。

 

英会話を習得する方法は色々ありますが、初心者に多い悩みの1つが「英会話教材と英会話スクール、どっちが効果があるの?」ということ。

私も聞かれることがありますし、あなたも悩んだことがある(あるいは悩み中)のではないでしょうか。

 

結論から言いますと、それは「あなたの状態しだい」。

なんじゃそりゃ、と思うかもしれませんが、実は英会話学校へ行って伸びるには一定の条件があるんですね。

その条件に当てはまらない人は、残念ながら英会話スクールで効果がみられません。

 

その条件とは何か。

どんな人には英会話スクールが、どんな人には英会話教材がおすすめなのか。

今回はその辺りを考えていきたいと思います。

 

英会話スクールに行っても話せないのはなぜ?

英会話学校には行く意味ない?

日本では(実は海外でも)よくある話ですが、「英会話学校へ行っても話せない」という話を聞きますよね。

英会話スクールに行っても上達しない、口から英語が出てこない、グループの場合には貝になる…どれもよく聞く話です。

じゃあ、英会話学校に行く意味はないんでしょうか?

 

私自身も20代後半のころ、多少は英会話学校に通ったことがあるのですが、そのときの経験からすると「初心者は確かに英会話は身につかないだろうな」という感想を持ちました。

それは以下の理由から。

  • 基本的に英語そのものを教わる場所ではない
  • 練習量が絶対的に足りない

 

あなたがこの2点を克服できるのであれば、英会話学校で英会話を伸ばすことができ、行く意味があるはずです。

それが、次に説明する「英会話学校に行って話せるようになる人の条件」となるわけなんですね。

その条件を満たしていないのであれば、「英会話スクールに行く意味はない」と言えます。

 

英会話学校へ行って話せるようになる人の条件

人差し指をあげる男性 英会話スクールに行って英語が話せるようになる人の条件とは

ちょっと上の書き方では分かり辛かったかもしれませんが、あなたが英会話スクールに行って英語が話せるようにためには、

  1. 英語自体は(ある程度)分かっていること
  2. 自分で練習ができること

という2つの条件が必要となります。

 

1:英語はある程度分かっている

まず1つ目の「英語はある程度分かっている」という点。

分からないから行くんだろ!という意見は、実は順番が逆なんですね。

 

当たり前の話ですが、英語が分かっていないと、話す練習以前の問題になってしまいます。

相手の英語も分からない、自分の英語も知ってる単語を並べただけ、という状態になるのがオチなんですね。

この基礎のないまま「まずは実戦」とばかりに挑戦しても、返り討ちにあって爆死、というパターンが目に見えています。

 

中には、英語が全く分からない超初心者向けに、中学レベルの英語の勉強から手取り足取り教えてくれる学校もあるかもしれませんが、それは時間もお金もべらぼうにかかってしまう道です。

それよりも、自分で基礎(とりあえず中学レベル)を固めるための教材を買って勉強するほうがよっぽど安上がりで効率的ですね。

 

2:自分で英会話を練習できる

次の「自分で練習」という点ですが、私は英会話は「普段の生活の中でどれだけ自分で練習できるか」が勝負だと思っています。

週に数回程度、1回に長くて1時間ほどだったら、全く練習量が足りないですよね。

英会話は、スポーツや楽器と同じく実技科目ですから。

 

そこで「普段から練習」が必要になるのですが、これは英語環境にいるとかネイティブと話す、という意味ではなく、「自分1人でコツコツ練習を積み重ねる」という意味だと考えてください。

このような練習、特に発音や英文を作ってみる練習など1人でできる練習を自分でやらないと、英会話は身につきません。

いや、もっと正確に言えば、英会話学校というのは「普段の練習の成果を確認する場所」だと言ってもいいでしょう。

 

この2つの点が備わっていないのが失敗の原因であり、そのような場合には「英会話学校より先にやることあるのでは?」というのが率直な感想ですね。

 

英会話スクールに行くのに必要なこと

英会話スクールに行っても話せるようにならない人が優先すべきこと

私の経験と観察からは、英会話スクールで結果を出すためには、次に挙げる2つのことが必要です。

自分で最低限の英文が作れること

まずは、自分で最低限の英文を作り出せること

つまり、基礎文法が分かって使えることですね。

 

別に、複雑な英文とかカッコいい表現なんていりません。

普通の文、否定文、疑問文、それらが作れればいいと思います。

ここで重要なのは、何よりも「英語の語順」が考えなくても守れるレベル、という感じですね。

 

自分で口から英語を出す練習をすること

次は練習

上のような基本的な勉強は必要ですが、勉強だけでは英語は話せるようになりませんよね。

サッカーのルールを覚えてもサッカーができるようにならないのと同じで、英会話も練習が必要です。

 

え?練習のために英会話スクールに行くんじゃないの?と思うかもしれませんが、ここで言う練習とは、普段から自分でする練習のこと。

相手がいなくてもコツコツ1人で練習する。

野球選手の素振り、ピアノ演奏家の自宅練習のようなもので、とても大切なんですね。

 

理想を言えば、自分の考えたこと、目にしたことなどを英語で自分に語りかける「英語で独り言」というのが最強なのですが、初心者にはハードルが高いかもしれません。

そんなときは「自分が英語を口にする練習」を助けてくれる教材を選んで練習してみるといいでしょう。

 

注意!フレーズ暗記や聞くだけでは英会話は上達しない

注意!聞き流しや英会話フレーズ暗記では英語は話せるようにならない

ここで1つ注意点が。

上のところで「英文を自分で作って口から出す」ということの大切さを紹介しましたが、逆に言えば

  • フレーズを覚えるだけ
  • 聞くだけ

では英会話の練習にはならない、ということでもあるんですね。

 

世の中の色々な英会話教材を見てみると「フレーズを覚えましょう」とか「聞くだけでOK」というのが多いですが、こういった教材には要注意です。

これらは「練習した気」にはさせてくれますが、自分から英文を生み出す、という力はつきません。

やはり英会話の習得には、「自分で」英文を作ったり「自分で」英語を口から発したり、という自分からのアクションが絶対に必要になります。

 

ですので、英会話教材を選ぶときには、フレーズや文法の説明とか使い回す練習があり、できれば英語の話し方(発音のしかた)も説明されているものがいいですね。

でも教材選びで失敗したくない…という場合には、こちらの記事(初心者も安心!効果的な英会話教材の選び方&ランキング)をどうぞ。

 

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