こんにちは、闘う海外サラリーマン むさしです。
今回は「ピーマン」の英語発音です。そう、あの野菜の「ピーマン」ですね。
実はピーマンという言葉はフランス語でトウガラシという意味の “piment” から来ていて、英語では “bell pepper” と言います。
この単語、あまり難しそうに見えませんが、実は他の単語にも応用の利く超重要ポイントが2つあるんですね。
目次
「ピーマン」の英語発音
先ほども書いたように、ピーマンという言葉の元はフランス語であり、英語では “bell pepper” と言います。
ベルのような(形の)唐辛子、という意味ですね(pepper はコショウだけでなく、トウガラシも指すことがあります)。
その発音は [‘bel pepər] になります。
日本語で「ベルペッパー」と言う場合とは、ずいぶん違いますよね。
それでは、その違いと気を付けるべき重要ポイントを見ていきましょう。
bell pepperの英語と日本語の発音の違いとポイント
先ほども書いたように、英語の “bell pepper” と日本語の「ベルペッパー」には2つの違いがあります。
この点に気を付けて練習すると、この単語だけでなく他の単語でも発音が向上します。
その2点とは
- イントネーション
- 子音どうしの連結
詳しくは、次のようになります。
イントネーションの違い
まず最初に気を付けるべきポイントは、意外にも発音ではなくイントネーションです。
このサイトでも繰り返しお伝えしていますが、英語を話すときにはイントネーションは非常に大切です。
この単語は “bell” と “pepper” が並んでいますが、”bell” の方を強く読みます。
音声を聞くと分かるように、最初の “bell” は高いところから低いところへ「尻下がり」に、次の “pepper” の最初でもう少し下がってまた下がる、という3段階の下落をしています。
この点が、真ん中の「ぺ」を強く読みがちな日本語の発音と違いますね。
ちなみにこのイントネーションのパターンは "pinapple(pine + apple)" でも同じです。
子音どうしの音の連結
2番目は、子音どうしの音の連結です。
どういうことかというと、”bell” の “l” と “pepper” の “p” を、母音を間に挟まないでつなげて発音する、ということです。
言い換えると「余計な母音を入れない」ということですね。
でもどうやって?
日本語ではあらゆるところに母音が入りますから、「母音を入れない」って想像ができないですよね。
世の中の英会話学習のブログとか読んでも、「余計な母音を入れないようにしましょう」で終わっていて「どうやって」の部分は全然書いてなかったりします。
「このサイトも同じかよ」と思うのはちょっと待ってください。
これからその方法をお教えしましょう。
その方法とは…
“l” の発音で舌を上の前歯につけたまま口を閉じて “p” の発音に進む
ということです。
ポイントは「舌を離さない」ということ。
舌を離すから母音が入ってしまうのです。
舌を離さないで分けて発音すると、次のようになります。
このような「子音+子音」の場合でも、一般的な「母音+子音」の英語発音のリエゾンのコツとポイントは同じです。
この「母音を入れないで子音どうしをつなぐ」ために重要なことは「子音の口の形がパッと一瞬で作れるようにすること」。
そのためには、きちんとした教材などで「口の形」や「口の中の動き」などを学ぶことが、最も早く効果的です。
まとめ:ピーマンの英語発音は意外と重要ポイントあり
いかがでしたか?
今回は、「ピーマン」の英語発音を題材に単語のイントネーション、そして「余計な母音を入れない方法」を説明しました。
繰り返しになりますが、この「余計な母音を入れない」ためには、子音発音のときの口の形、口の中の動きがきちんとできることが必要です。
その最も早くて確実な方法は、きちんとした教材で基本から学ぶこと。
実は基礎から学ぶことは意外と面倒なことでもなく、あなたは後で必ず「やっておいてよかった」と思うはずです。
かつての私のように。
このサイトが、あなたの望む未来を手に入れる助けになれば幸いです。
むさし
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