こんにちは、闘う海外サラリーマン むさしです。
英語の発音は大事かという「発音の重要性」については、実に多くの議論がありますね。
「すごく大事だ」「いや必要ない」とそれぞれに言い分があって、どう考えていいのか混乱してしまいそうです。
でも私が英会話恐怖症になり、そしてそれを克服した経験から英語発音の必要性については1つだけ断言できます。
それは
英語の発音が悪くて損することはあっても得することはない
ということ。
そしてその「損」は、時として無視できないぐらいに大きくなることがあります。
これはどういうことなのか、もう少し掘り下げて説明すると同時に「英語の発音練習が特に必要となる人」についても考えていきます。
目次
英語の発音練習が必要かどうかなんて本当はどっちでもいい、だけど…
英語の発音の重要性って、英語学習・英会話練習のなかで一番意見の分かれるところですよね。
でも、このように意見が分かれるのは仕方のないことです。
それは人によって視点が違う、もっと言えば「英語を話すということに関する経験や英語との関わり方が違う」から。
視点が違えば言うことも全く違うわけで、私は「どっちでもいいんじゃない」と思っています。
必要な人は英語の発音を練習すればいいし、必要ないというラッキーな人はしなくてもいいわけです。
でも、英語を話すうえで発音練習をしない人は「損してるなぁ」と思うのは事実ですね。
かつての私のように。
英語の発音練習をしないことの損・デメリット
英語の発音練習をしないことの損・デメリットは色々あります。
英会話脳になるチャンスを逃す
まず私が英語の発音練習をしないことの損失として考えるのは、英語を話すための脳、つまり「英会話脳」になるチャンスを逃しているという点です。
これは英会話の習得という点からは大きな大きな損失です。
英会話脳とは、耳から入った英語を正しく処理し相手に通じる英語を口から出せる脳。
その英会話脳を手に入れるためには英語の音を処理する回路を脳に作っていく必要があります。
そしてそのための最も確実・効率的な方法が「正しい発音練習」なのです。
正しい発音練習なしでは英会話脳にはなかなかならず、英語の音を処理する回路を作る前に一生が終わってしまいます。
残念ながら脳が成長してしまった大人には、英語を聞くだけで英会話脳を作ることはできません。
でもポイントを押さえて正しく練習すれば3カ月程度で通じる発音も聞き取り能力も身についてくるものなのです。
そしてあなたの英会話も爆発的に上達していきます。
でも英会話脳なしでは、あなたの英会話の上達も非常にゆっくりです。
ちょっとの努力を惜しんだために英会話脳を手に入れられず英会話の習得にずっと苦労する。
なかなか気づきにくいですが、これが最終的には莫大な損になることは簡単に分かるはずです。
英語発音が通じないことで失うもの・得られなくなるものもある
またこちらの記事でも書きましたが、英語の発音が通じないことによって「バカにされるよりも辛いこと」が起こります。
参考記事:
こういった経験は私にとっては大きなストレス、精神的な苦痛でした。
その行き着く先が英会話恐怖症、というわけです。
相手にもよりますが、相手に通じない英語を話していると最初から「この人きちんと意思疎通できるのかな」と思われ、取り合ってもらえないこともあるのです。
ハッキリ言って、仕事でも私生活でもこれは大きな損失になります。
しかも直接ダメージを受けるパターンですね。
私は今でも「日本を出る前に発音練習をしっかりやっておけば」と思うことがあります。
今の自分には満足ですが、それでも当時のことを思い出すと発音が悪いことにより色々と失ったり得られるものが得られなかったり、ということが実際にあったと思います。
カタカナ発音でも通じるからOK?
このように言うと「それは自分が英語圏で生活してるからでしょ」という意見が出るかもしれませんね。
日本で生活していたらカタカナ発音でも分かってもらえるし困ることはない、という意見もあります。
でも私からすれば、そのこと自体が損、デメリットでもあるんです。
「日本人英語でも通じるからいいや」というのは「日本人だから」ということで下駄をはかせてくれ、言っていることを理解してくれる社会やグループから外に出ていけない、ということになりますよね。
つまり、自分の行動範囲、選択肢を自分で狭めていることになるわけです。
英語の発音練習が特に必要となる人とは
とは言っても、最初に書いたように「英語の発音なんて必要ない」と思っている人には一生必要のない話。
それはその人の人生ですから、必要に感じれば練習すればいいわけです。
では英語の発音練習が必要になる人とは、一体どんな人なのでしょうか。
英語発音が大事=特定の職業?
「英語の発音が大事」というと「飛行機のフライトアテンダント」「観光ガイド」「留学している日本人」「外資系勤務」など、特定の職業や立場が例に出てきますね。
このような人達にとって英語の発音が重要なことは間違いないのですが、私はもっと別の軸で「必要・不要」を考えています。
別の軸で英語発音の必要な人を考えると
その軸とは「気持ち」です。「姿勢」と言ってもいいかもしれません。
どういうことかと言うと、英語の発音練習が必要となる人とは
- 英語を自分の強力な武器として研ぎ澄ませていきたい人や
- 英語を自分の頼れる相棒として鍛え上げていきたい人で
- 世界を相手に活躍したい人
である、と考えているわけです。
これは必ずしも「英語を使う仕事」に限定していません。
仕事で英語を使わなくても「頼れる相棒」として英語を考えている、そんな人も含まれます。
また、必ずしも海外に住んでいなくても世界を相手に活躍することはできます。
そのように「自分の英会話力を高めていきたい」「世界を相手に活躍したい」という気持ちや姿勢を持っている人こそ、英語の発音練習が必要になる人です。
逆に、英語の発音練習無しではそのような願望を叶えることはできません。
「伝える技術」で武装しないと「日本人英語の通じる場所」から外には出ていけないのです。
繰り返しになりますが、そのような「気持ち」や「姿勢」がある人にとっては、英語発音の練習は絶対に必須になります。
まとめ
いかがでしたか。
今回は「英語の発音って大事?」ということをテーマに、私の考えを述べていきました。
自分の英会話力を武器として、相棒として鍛えていきたい、世界を相手に活躍したい、と思うのであれば、英語の発音練習は必須です。
あなたが英語の発音練習を通じて英会話力を伸ばし、あなたの望む未来を手に入れることを私は願っています。
むさし
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