とある「英語発音の独学=人生のムダ使い」説について

目安時間:約 12分

こんにちは、闘う海外サラリーマン むさしです。

 

 

英語発音を独学で練習する方法を説明している本やウェブページって結構ありますよね。

 

それだけ多くの人が英語の発音を独学で練習する方法はないかな、と思っているということかもしれません。

 

 

 

でも、英語の発音練習って独学でできるものなんでしょうか。

 

その点についての私の考えを言えば「可能だけど、やり方によっては人生のムダ使いになってしまう」というのが結論です。

 

 そのような「人生のムダ使い」を避けて英語発音を独学で身につけるにはどうすればよいのかを考えていきたいと思います。

 

 

 

人生のムダ使いとは?

人生のムダ使い、とは「身につく前に人生が終わってしまう」ということ。

 

効果の薄い練習方法では一生かかってしまうほどの遠回りになってしまうのです。

 

そんな遠回りは絶対に避けたいですよね。

 

 

 

そうならないようにこの記事では

 

  • 絶対にやってはいけない英語の発音練習方法
  • 英語発音の独学練習で絶対に押さえなければいけないポイント

 

を説明していきます。

 

 

 

危険!絶対にやってはいけない英語の発音練習方法

 

英語発音の「自己流」練習

やってはいけない英語発音の練習方法を考えていく前に、まず確認しておきたいことは「独学」と「自己流」は違う、ということです。

 

「独学」とは「正しい方法を自分ひとりで身につけること」

 

一方「自己流」とは「正しい方法を無視して自分勝手な方法で行うこと」です。

 

英語発音の独学と自己流は異なる

 

その違いは「正しい方法」なのかどうか、という点。

 

あなたが英語の発音を練習するのは、正しい方法を身につけるためですよね。

 

ですが、自己流でやって正しい方法になる可能性は低い、いやほぼゼロと言ってもいいでしょう。

 

 

言ってみれば、危険な発音練習方法とは「自己流」の発音練習なのです。

 

 

 

「英語を聞いて真似をする」発音練習はダメ!

「英語の発音を独学で身につける」というときに、多くの人がすすめるのが「英語の音声を聞いて真似しましょう」という練習方法。

 

これ読んで「アホか」って思いません?

 

それができれば、最初から誰も苦労せんのですよ。

 

 

 

あなたは、目の前で見た手品をそっくり真似できますか?できませんよね。

 

何をどうやっているのか分からない人にとって、外国語の発音は手品のようなもの。

 

それを「見ただけで真似しろ」というのは無茶だということはすぐ分かるでしょう。

 

英語発音は分からない人には手品のようなもの

 

正しい方法を知らずに見よう見まねで練習する。

 

これこそ「自己流」の英語発音練習そのものですよね

 

この「聞いて真似しましょう」という意見は「自己流で発音練習しましょう」と言っているのと同じ。危険な方法です。

 

 

 

 

発音の仕方を探しているだけで人生が終わってしまいます

この方法でも根気よく続ければ「いつかは」身につくのかもしれません。

 

でも、それっていつなんでしょう?

 

結局は手探りで「発音の仕方」そのものから自分で見つけていかなければいかないわけで、一生見つからない可能性だってあるわけです。

 

ある人は「練習して間違えながら覚えていくもの」と書いていましたが、かなり脳天気な発言ですよね。

 

 

 

はっきり言いましょう。

 

このような「手探り」では、身につく前に人生が終わってしまいます。

 

 

 

でも通じる英語発音は、きちんとポイントを押さえて練習すれば3カ月程度で身につくものなのです。

 

そのポイントを、これから説明していきます。

 

 

 

英語発音の練習に絶対に必要なポイント

 

大人には大人の英語発音の練習方法がある

これは発音に限らず英語全般に言えることですが、大人は子供のように「聞いて自然に身につける」ということはできません。

 

あなたに残された希望を打ち砕いてしまったかもしれませんが、これは事実です。

 

 

 

でも悲観する必要はありません。

 

大人には大人の有利な点があるんですよ。

 

それは、大人は「学んで理解したうえで練習する」ことができるということ。

 

大人には学んで理解して練習する、という英語発音の習得方法がある

 

大人の英語発音練習には「学ぶ」ということが絶対に必要です。

 

練習する前に「知る」必要があるのです。

 

そしてそれは、断片的な知識をかき集めるのではなく「基礎から体系的に学ぶ」ことが大切です。

 

 

 

でもこれってテニスでもゴルフでも楽器でもそうですよね。

 

正しい方法を知らないと練習すらできません。

 

でもなぜか英語の発音練習となると「知る」ということをすっ飛ばして練習しようとする人が多いのです(昔の私もそうでしたが)。

 

 

 

発音の方法を知ったうえで練習すればすぐに身につく

英語発音を基礎から体系的に学ぶには、体系的に説明しているテキストなり教材を選び、それに沿って繰り返し練習することが一番効果的です。

 

内容を100%吸収するまで繰り返します。考えなくてもできるぐらいまで練習するのです。

 

このようにして学んだうえで練習すれば、通じる英語発音は3カ月程度で身につきます。

 

 

 

そのような教材を探すのは手間かもしれません。

 

とりあえず練習しなきゃ、という気持ちも分かります。

 

でもその手間を惜しんで「とりあえず英語の音声聞いて練習」などとやってしまうから、身につくものも身につかなくなってしまうのです。

 

 

 

車輪を再発明する必要はない

「今あるものを使わずに一から始めること」を英語では “reinvent the wheel(車輪を再発明する)” と言います。

 

これは、人類最大の発明の一つである車輪の発明までさかのぼって人類の歴史をやり直すのと同じぐらいの「時間と労力の壮大なムダ使い」を表す言葉です。

 

英語の発音方法を自力で発見しようとするのは人類の文明をさかのぼってやり直すようなムダ

 

車輪の発明から数千年かけて発達した現代文明があるのに、それを投げ捨てて何千年も前からやり直すなんて気が遠くなりますよね。

 

私には絶対無理です。

 

 

先ほど紹介したような「手探り発音練習」は、まさに「車輪を再発明する」ようなものです。

 

ちょっと学べば簡単に見つかることを時間と労力をかけて自力で見つけ出そうとする。

 

しかも正解に辿り着けないかもしれない。

 

まさに「時間と労力のムダ使い」そのものですよね。

 

 

 

でも私たちの人生は有限です。無限ではありません。

 

その有限の人生をそんなことにムダ使いしたいですか?

 

 

 

どんな英語発音教材を選べばいいの?

ここまで述べてきたように、自分ひとりで英語発音を身につける「独学」であっても、体系的に学ぶための教材は欠かせません。

 

学ばずに練習すると、結局は「自己流」になってしまいます。

 

では、どのような英語発音教材を選べばいいのでしょうか。

 

 

 

結論から言うとDVDなど「映像」のあるものがおすすめです。

 

それは「動き」が見えるから。

 

 

 

「本だけ」での発音練習は論外でしょう。音が全然分かりません。

 

CD付の本でも「動き」が見えません。

 

口の「形」は分かるけど「動き」が見えないと、なかなか真似するのは難しいですよね。

 

ですので映像のあるものがおすすめです。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は多くの人が議論している「英語発音の独学練習」ですが、見よう見まねなどの「自己流」練習にならないように取り組んでほしいと思います。

 

 

 

繰り返しになりますが、大切なのは「正しい方法を知ったうえで練習する」ということ。

 

独学であっても、体系的に基礎から説明している教材を選ぶことは絶対に必要です。

 

今回の記事を参考にして、あなたが通じる英語発音を身につけられることを願っています。

 

 

 

むさし

 

 

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