こんにちは、闘う海外サラリーマン むさしです。
今回は「消しゴム」の英語発音を取り上げます。
けっこうこの単語の発音だけでなく「消しゴムの英単語は?」ということで悩んでいる人も多いようですね。
実は「消しゴム」を意味する英単語は eraser だけではないので、今回はそちらの単語と発音も紹介していきます。
「消しゴム」の英語発音
まずは ”eraser” の発音から
最初のところで「消しゴムは eraser だけじゃない」と書きましたが、そちらはひとまず置いておいて “eraser” の発音から見ていきましょう。
【eraser】
発音記号は [i’reysər] ですね([ey] は a の二重母音「エイ」)。
ここでのポイントは
- 最初の [i] は弱く、低く、短く発音し、次の [rey] にすばやく移行
- 最後は濁らない無声音の [s]
- [ər] では巻き舌ではなく、舌を少し後ろにスライドさせる「引き舌」になる(巻き舌ではない)
といったところでしょうか。
そんなに発音が難しい単語では無いですね([ər] は練習が必要ですが)。
では、もう1つの「消しゴム」の英単語に進みたいと思います。
“eraser” の他の「消しゴム」の英単語は?
ではいよいよ、”eraser” ではない「消しゴム」の英単語を紹介しましょう。
消しゴムの意味として、イギリスでは “rubber” という言葉が使われることがあります。
これは本来は「ゴム」という意味ですが、消しゴムの「ゴム」からそういう意味を持つようになったのですね。
ただ、これはアメリカでは別の意味があり「ゴムでできた避妊具」を指しますので、状況によっては注意が必要です。
話を元に戻して発音を見ていきますと、このようになります。
発音記号:米 [‘rʌbər] / 英 [‘rʌbəh]
【rubber:American発音】
【rubber:British発音】
私のイギリス英語発音は、きちんと教わったわけではなく「ナンチャッテ」なのですが、イギリス英語では [ər] の音が [əh] の音で発音されて、段々と消えていっているそうです。
ずいぶんくぐもった発音に聞こえるかもしれませんが、それは [r]、[ʌ]、[ə] の「くぐもり三兄弟」のせい。
[r] は先ほども書いたように「引き舌」で発音します。
そのため、口の奥に引っ張り込むような音になるんですね。
その [r] が最初と最後に来ています(イギリス英語では最後は [əh]ですが)。
そして [ʌ] と [ə] はどちらも「あいまい母音」であり、口を半開きであいまいな発音をします。
その結果、最初から最後までくぐもった「あいまい発音」になるわけですね。
まとめ:消しゴムの英語発音には注意点がいっぱい?
いかがでしたか。
今回は「消しゴム」の英語発音について、イギリスとアメリカの違い、注意点について説明しました。
本文中でも説明した通り、このイギリス英語の方は注意点があって使い方が難しいかもしれません。
ですので、もし「自分は絶対にイギリス流に話すんだ!」というのでない限り、アメリカ方式で行く方が無難かな、と私は思います。
その辺は、ご自分の好みと自己責任でどうぞ。
むさし
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