ズバリ、英語の勉強ができても話せない人に必要な1つの事

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TOEICの点数が高くても英語が話せない人がまず取り組むべきこと

TOEIC は英語力を測る試験として定着している今日ですが、一方で英会話力とは関係ない、という意見も聞かれます。

私個人の経験としても、この意見は100%ではないにせよ、かなり正しいと思います。このブログを読んでいるあなたも、TOEIC の点数は悪くないけれども英会話は苦手、ということで悩んでいることでしょう。

そこで今回の記事では、英語は分かるはずなのに話せない。英会話の上達を目指そうにも、どこから手を付けていいか分からない、というあなたに、まずは第一歩となりそうな上達法を紹介します。

全く英語の分からない人とは違う、英語が分かるからこその話せない悩みのための、効果的な英会話上達方法です。

TOEICの点数が高くても英語が話せない人が、まず取り組むべきことは?

英会話は実技科目

このブログでは繰り返し書いていることですが、英会話は『学問』ではなく、スポーツや楽器演奏と同じく『実技科目』です。

実技科目ということは、『知っている』ではなく『できる』ようにならないと意味がない、ということです。サッカーのルールや技術に詳しくても、サッカーができるわけではない、ということと同じですね。

実技科目では、『知っている』を『できる』にする必要がある

実技科目では、『知っている』を『できる』にする必要がある


評論家ならそれでもいいでしょうが、実際にプレイして楽しむには、知っているだけでは不十分です。

それほど考えなくても体が動く、という状態が理想ですが、そこまでいかなくても思った通りに体が動く、という状態が望ましいですよね。

問題は、そのような状態を目指すにはどうすればいいか。その点なのです。

実技科目をマスターするためにまず必要なこと

先ほど、英会話をサッカーに例えて説明しました。

実際にサッカーが上手にできるようになるには、様々な練習が必要となりますが、そのような練習の中でも、技を練習すること以上に『サッカー用の体を作ること』は重要です。

結局は体が動いてこそのサッカーですので、体がサッカーの動きについてこれる、サッカーの動きをこなせる。そのような体が技術よりも基本になるのことはすぐに分かるでしょう。

英会話も同じです。英会話についてくる、英会話がこなせる、そのような体があるのとないのとでは、英会話の習得に大きな差が出てくるのです。

英会話についてこれる、英会話をこなせる体を作ることが、英会話習得の第一歩

英会話についてこれる、英会話をこなせる体を作ることが、英会話習得の第一歩


では、英会話用の体を作る、とはどのようなことか。

それは、英会話用の筋肉を鍛える、ということと、それに加えて、英会話用の神経を鍛えるということです。

英会話用の体づくり

整備不良の車に乗ると・・・

英会話用の筋肉と神経。これらがある程度鍛えられていないと、いざ英語で話そうと思っても思うように話せません。口がこわばってしまうのです。

例えて言えば、整備不良の車を運転しているようなものです。

走ろうとしてもスタートすら手間がかかる。走ったと思ったらすぐ止まる。

そのような車では、行きたいところに行くどころか運転に集中もできず、快適なドライブになりませんよね。

整備されていない車では、行きたい場所へ行くどころか運転に集中もできない

整備されていない車では、行きたい場所へ行くどころか運転に集中もできない


英会話の場合も、話す内容と口を動かすことの両方に神経を使うと、英会話になりません。

英語を話そうと思ったら体がスッと動く、という状態にしておけば、あなたは『何を話すか』に集中できるのです。

『英会話用の体』の鍛え方

では、英会話用の体、つまり筋肉と神経は、どのようにして鍛えていけばいいのでしょうか。

それは『英語を口に出すこと』、具体的には『英文音読』と『発音練習』です。

音読は分かるけど発音練習?と不思議に思っていますか?

これは、このように考えて下さい。発音練習は体の動かし方を学ぶことで、英文音読は実地で練習をすることです。

まずは基本を学び、練習をする。そのことで英会話用の体が作られてきて、いざというときに口がこわばって話せない、ということも減ってくるはずです。

なお、こちらの記事でも書いていますように、発音練習はスピーキングだけでなくリスニングにもつながる英会話の基礎技術です。

参考記事:

https://eikaiwa4toeic700.com/training/essential-training/effective-listening-training/

実際、私も発音を学んで発音矯正に取り組んでから、英語で話すことが非常に楽になり英会話恐怖症を克服するきっかけとなりました。

自己流ではなく、きちんとしたトレーナーや教材を選んで練習すれば、通じる英語発音は3か月から半年ほどで身についてきますので、一度しっかりと取り組んでみることを強く強くおすすめします。

このような方法で一体うまくいくの?

誤解の無いように言っておきますが、このように『英会話用の体』を作ったことで、次の瞬間から英語が流暢に話せるようになるわけではありません。

しかし、このように英会話に必要な筋肉と神経が鍛えられれば、英会話を体(口と耳)を使って身につけていくことができますので、英会話の習得がぐんと楽になります。

逆に、このような体づくりから入っていかない場合には、なかなか英会話が上達せずに同じところをグルグルと回る結果となるでしょう。

今までフレーズを覚えてみたり英会話学校へ行ってみたりしたけれども伸びなかった、というのであれば、まずは『英会話用の体づくり』から始めることが、一見遠回りに見えて一番近道なのです。

まとめ

ここまでの内容を、下に3点でまとめます。

  • 英会話は、スポーツや音楽と同じく体を使った『実技科目』である。
  • 実技科目では、その種目に合った体づくりが基礎となる。英会話の場合にも、英語を話す筋肉と、その筋肉を動かす神経を鍛える必要がある。
  • 英会話用の体を鍛えると、体(口と耳)を使って英会話を身につけることができるので、一見遠回りに見えても実は一番近道。

一度体を作ってしまえば、今までの苦労がウソのように楽になります。そして、英会話をモノにすることも、どんどん現実となってくるのです。

あなたが英会話をモノにし、あなたの望む未来を手に入れることを、私は応援しています。

MUSASHI

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