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こんにちは!「海外サラリーマン むさし」です。
安室奈美恵さん、引退されたそうですね(いつのニュースだ)。
いや、日本を離れていると、そういう情報に疎くなってしまって…。
安室さんといえば「アムラー」という言葉を生んだぐらい人気者ですが、ご存じの通り「アムラー」という単語は和製英語。
似たような言葉に「マヨラー」という言葉もありますよね。
なので英会話では「アムラーって単語があってね」と前置きしないと通じないでしょうが、かと言って「英語的に間違い」というわけでもないんですね。
と言うのは、英語にも「似たようなノリ」の単語があって、同じように口語で使われたりするからです。
今回は、そんな「英語版アムラー」を紹介したいと思います。
英語版「アムラー」っぽい表現
“-er” は「~する人」にする英語表現
まずザックリとした説明ですが、“-er” という言い方は、「~する人」という意味になります。
普通は動詞の後ろにつけて
- Runner(走る人)
- Dancer(踊る人)
- Singer(歌う人)
などと使います。
「歌」は “song” で「歌う」は “sing”。
なので、”songer” とは言わずに “singer” になるわけですね(”dance” の場合には名詞と動詞で同じ形ですが)。
で、今回紹介したいのは、このような「普通の」形ではなくて、「名詞+er」となる「アムラー」「マヨラー」パターンです。
名詞+er の英語表現パターン
49er
San Francisco 49ers/National Football League [Public domain], via Wikimedia Commons
まず筆頭に挙がるのは「49er (fourty-niner)」という単語。
これは日本語的に言えば、う~ん、「49年組」という感じでしょうか。
1849年、カリフォルニアで砂金が発見され、多くの人が西海岸を目指す「ゴールドラッシュ(Gold Rush)」が起こりました。
そのような流れでカリフォルニアに移ってきた人たちのことを「49ers」と言うんですね。
この名前はカリフォルニアの人たちにとって「ルーツ」と考えられているのか、サンフランシスコには「San Francisco 49ers」という名門アメフトチームがあります。
※上の画像はチームのロゴです(Wikipediaより)
first-timer
次は日常会話でよく聞く「first-timer」。
「first time」は「初回」「初めて」という意味ですから、これは「初めての人」、つまり「未経験者」を指す表現です。
no-brainer
次は少し変わった「no-brainer」という単語。
「no」は「無い」、「brain」は「脳」ですから、「脳ミソの無い人」かと思いがちですが、実は「考えなくても分かるような簡単なこと」なんですね。
これはよくCMで使われていて、「どっちがいいかなんて no-brainer でしょ?」的に使われたりします。
まとめ
今回は、日本語と同じようなノリの英語表現を紹介しました。
この他にも、こちらの記事で紹介している英語表現も日本語と同じノリで使えます(実際によく使います)ので
ぜひ参考にしてみて下さいね。
>> 英会話道具箱9:『人生を変えるような経験』の英語表現と応用