『ワケが分からない』の英語表現、意味に応じて4つ紹介!《自分で話せるようになる英会話表現》

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『ワケが分からない』の英語表現

自分で話せるようになるための英会話表現、今回は『ワケが分からない』の英語表現です。

あなたの周りにも『ワケが分からない』と言いたくなるような人がいたり、出来事があったりしますよね。

そのようなとき、『ワケ分からん!』と叫びたくなるはずです。

そんなあなたの心の叫びを伝え、『英語でこう言いたい!』を可能にする表現を色々紹介します。

ワケが分からん = 理解できない?

本題に入る前に、まずは日本語で考えてみましょう。

日本語で『結局何が言いたいの?』というエッセンスを考えてみることは、英語で言いたいことを言うための練習にもなります。

さて、普通に『ワケが分からない』と言った場合、どういう意味になるのでしょうか。

そう、『理解できない』という意味になりますよね。

『あいつの言うこと、ワケ分からん』というのは、『あの人の発言が理解できません』と同じと言えば同じです。

ワケが分からない=理解できない

『ワケが分からない』の日本語のエッセンスは『理解できない』


ですから、まずは

“I don’t understand.”

という表現が浮かんでくるはずです。

あとは、『何が理解できないのか』という部分に

“what he just said.”

とか

“why he did something like that.”

とか入れればいいわけですね。

なお、理解『できない』なので “don’t” ではなくて “can’t” ではないか、とも考えてしまいますが、会話では通常 “don’t” が使われます。

これは個人的な感覚と観察ですが、“can’t” を使うと、自分の能力のせいで相手の言うことが理解できない、というニュアンスが出ることもあります。

日本語的には理解『できない』としたいところですが、”I don’t understand” の方が普通で無難でしょう。

『理解できない』というときの英語の口語表現

次は、『理解できない』ということを別の英語で表現してみましょう。

何が出てきますか?

え?comprehend

それは普段の会話で使うことはあまり、というか全然ありませんね。

アカデミックな場ではどうか分かりませんが・・・。

『理解できない』の会話表現としては、”get” が使われます。

日本語で言うと『分からない』という砕けた表現ですね。

『分かった』という場合には

“I got it.”

という表現がフレーズ集などにも載っていますが、分からない場合には

“I don’t get it.”

になります。

理解できないの英語表現

『理解できない』という場合、英会話では”I don’t get it.”という口語表現がよく使われる


特に、『まったく分からん!』と強調して言う場合には、

“I just don’t get it!”

と、”just” を入れることもあります。

また人(または程度)によっては、

“I JUST DON’T GET it!”

と、”just” と “don’t” と “get” をそれぞれ区切って強く発音することで、強い感情を表す場合もあります。

日本語言えば、『まっっっったく、ぜんっっっっぜん、ちっっっっとも分からん!』級の感情爆発ですね。

『筋が通らない・つじつまが合わない』と言いたい時の英語表現は?

今度は、別の角度から見てみましょう。

この前の部分では『(自分が)理解できない』という表現でしたが、それを『(相手の発言や行動が)筋が通らない・つじつまが合わない』と言いたい場合です。

これは “make” を使った表現、正確には “make sense” という言い方になります。

この表現は、普段の生活でもビジネスの場でもよく使われる表現で、説明をしたあとで

“Does it make sense?”

と確認したり、『それは完全に筋が通っている』と言うのであれば

“It makes perfect sense.”

と言ったりします。

筋が通る、の英語表現

筋が通る、の英語表現は”make sense”


当然、『筋が通らないよ』と否定形で言いたいのであれば、

“It doesn’t make sense.”

になります。

なお、『ぜんぜん筋が通らないよ』と強調する場合には

“It doesn’t make any sense.”

と、『not + any = ぜんぜん』の形が使われます。

『○○する意味が分からない』と言いたい時の英語表現は?

最後は、何かの行動に対して『○○する意味が分からない』と言いたい場合の表現です。

もっと言えば『それってする意味ないよね?』と言いたい場合ですね。

例えば、特別な理由がないのに、最短距離で行けば10分で着くところを別ルートで1時間かけて行く、という場合などです。

そのような場合、

I don’t understand why you take this route and spend 1 hour when we can get there in 10 minutes.”

と、”I don’t understand why …” の形でも言えますが、より口語的には

I don’t see any point in taking this route and spending 1 hour.”

と、”I don’t see any point in ~ing.” という形も普段の会話ではよく使われます。

この “point” は『意味』という意味でも使われ、会話で言いたいことがよく伝わらない場合には

“What’s your point?”

と、『何が言いたいの?』という感じで聞かれたりすることもあります(ちょっと攻撃的な感じのする表現でもあるので、こちらが使う場合には注意が必要ですが)。

まとめ

ここまでの内容を、下に3点でまとめます。

  • 『理解できない』という場合、”understand” の代わりに “get” が英会話ではよく使われる。
  • 『筋が通らない』であれば、”it doesn’t make sense.” この主語は、相手の言ったことや行動。
  • 『○○する意味が分からない』という場合には、”I don’t see any point in ○○ing』という表現。

どれも、相手に自分の考えを伝えるときに非常によく使われる表現で、使い回せるものばかりです。

知っているだけではなく、使い回せるように練習して、英会話をモノにしていきましょう。

あなたが英会話をモノにし、あなたの望む未来を手に入れることを、私は応援しています。

MUSASHI

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