こんにちは、闘う海外サラリーマン むさしです。
今回は「テレビ」の英語発音を取り上げて説明します。
私たちの言う「テレビ」は、英語では "TV"、あるいは "television" という2種類の表現があります。
ですが、どちらもあなたの知っている「ティービー」「テレビジョン」とは発音もイントネーションも違うんですね。
そしてそのイントネーションのルールは、他の単語にも応用できるのです。
そのルールと応用を今回は見ていくことにしましょう。
目次
「テレビ」の英語発音
2種類の英語表現とその発音
テレビジョン。略して「テレビ」や「ティービー」ですが、英語でも最初に書いた通り2通りの表現があります。
それぞれの発音は次の通りになります。
【TV】
【television】
日本語の「テレビ」とはここが違う!
この2つの表現は日本語にも入ってきていますが、日本語の中で発音される場合とはイントネーションが違いますよね。
TVの場合、日本語では高めの「ティー」の音で始まり、「ビー」の途中から下がります。
でも英語では最初の “T” は低く(かつ弱く)発音され、最後の “V” が高く(かつ強く)発音されます(最後は尻下がり)。
一方で "television" の場合には、日本語では最初の「テレビ」の3音を高く読みますが、英語では最初の “te” だけが強く高く読まれます。
と、ここで終わってしまってもなんですので、このルールについてもう少し掘り下げて説明していきましょう。
英語の「テレビ」の発音の裏にあるもの
英語のTVの発音ルール
あなたも知っている通り、英語の “TV” は “television” の略ですね。
“television” を分解すれば “tele(離れた)” + “vision(視覚)” になり、その頭文字を取って “TV” となるわけです。
英語には他にも様々な略語があります(USAなど)が、英語の略語には一定の発音ルールがあります。
それは
最後の音が最も強く(高く、長く)発音される
ということ。
今回の場合は2文字の “TV” なので “T” が弱く “V” が強く(&高く)発音されてますよね。
また、同じように2文字の “UK” とか “CD” なども同じルールとなります。
では次に、"television" で使われている発音ルールです。
英語の television の発音ルール
今度は “television” の発音ルールです。
これは、最初の “te” が強く発音されるのでしたね。
このルールをそのまま覚えてもいいですが、それよりも “tele” は “vision” よりも強く発音する、と覚えた方が応用が利きます。
前の方にも書きましたが、この "television" という英単語は
- Tele(離れた)
と
- Vision(視覚)
という2つの単語でできています。
この “tele-“ が頭に付く単語は他にもありますが、これらの場合にも “tele-“ を強く読みます。
例えば…
- Telephone(電話:tele + phone)
- Telegraph(電報:tele + graph)
- Teleportation(テレポーテーション:tele + portation)
などですね。
他にも最近広がりつつある「テレワーク(遠隔勤務)」も “tele-work” ですから、先頭の “tele-(特に te)” が強く発音されます。
まとめ:英語の発音ルールを覚えると便利
いかがでしたか。
今回は「テレビ」について、2種類の英語表現とその発音ルールを説明しました。
ちょっと最初は取っつきにくいかもしれませんが、慣れると自然にできるようになります。
このような英語の発音のルールを覚えて練習しておくと、他の単語でも応用が利いてあなたの英語発音、そして英会話は各段に上達します。
ぜひ繰り返して練習してモノにしてほしいと思います。
このサイトが、あなたの望む未来を手に入れる助けになれば幸いです。
むさし
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