こんにちは、闘う海外サラリーマン むさしです。
英語の発音を笑われる、バカにされるのが辛い、という話をけっこう聞くことががありますね。
私も「ハァ?」と面と向かって言われたことは山ほどあり、この辛さは痛いぐらいに分かります。
確かに辛いです。
確かに辛いのですが、実は英語の発音が通じないと笑われたりバカにされるよりも辛いことも起こることがあるんですね。
もちろん、私も経験があります。
そのような経験は、私を英会話恐怖症にするほど強烈でした。
目次
英語の発音を笑われるよりも辛いこと
英語の発音を笑われたりバカにされることよりも辛いこと。
それは・・・
まともに話を聞いてもらえないこと
です。
これは何度も私に起こりました。
一生懸命、英語で話しているのに…
たどたどしい英語で一生懸命話しても通じない。何度も聞き返される。
そのうちに、「もういい」とばかりに相手にされないこともありました。
また会議などで思い切って発言してみても、みんなに話が通じずに困った顔をされてスルー、みたいなことも実際起こりました。
こう言うとあなたは
「自分は他人の発音が悪くても笑わないし、話もちゃんと聞くよ」
と言うかもしれませんね。
私も同じ考えですし、他人の発音をバカにしたり話を無視したりはしません。
でもね、そういう人ばかりじゃないんです。
英語じゃなくて日本語で考えてみると
ちょっとこれを逆に考えてみましょう。
あなたは、日本語を話す外国人と話しているとします。
その人は、日本語で話そうとするのですが、文法がグチャグチャだったり変な発音やイントネーションだったりして、理解するのに苦労するとしましょう。
でも、多分あなたは「こう言いたいんだろうな」と考えて、言いたいことを理解してあげようとすると思います。
それはそれで立派なことです。
でも、それって結構エネルギー使いますよね。
相手の言うことを一生懸命考えて、理解しようとしているわけですから。
そのような場合でも、お友達とのおしゃべりでれば、そういうエネルギーがかかることも苦にならないかもしれません。
「伝わらない言葉を話す人」が通用しない場面
でもそれが、ビジネスの場だったら?
そういう通じない日本語を話す人とビジネスをしようと思いますか?
あるいはビジネスでなくても、何かをきちんと伝えるなどしっかりしたコミュニケーションが求められる場ではどうでしょう。
きちんと意思疎通ができる相手だと思いますか?
「ワダビ、ニボンコ、OK。ドモタヂ、ズル?」などと変な発音で言う外国人。
友達レベルだったら「面白いやつ」で済むでしょう。
でも、ビジネスの場や上で挙げたような場面では「コミュニケーションが大変な相手」と思われてしまう可能性が高いです。
つまり、相手にストレスを与えるわけですね。
特に、ネイティブスピーカーじゃなくても流暢な人がいるような場合、無意識に比較されて不利になってしまうこともあります。
あまりに周りに伝わらない言葉を話しているとそのようなことも起こってくることがあります。
これは私自身、何回も経験しています。
伝わらない中身は無いのと一緒
英語の発音(と文法)の話になると「英会話は中身が大事だから発音は気にする必要ない」という人がいますよね。
「伝わればいいんだから」と言う人もいます。
でも「中身が大事」ということは「相手に伝わっている」ということが前提ですよね。
「伝わればいい」という意見は「伝わらないと意味がない」ということでもあります。
では、その「伝えたい中身」はきちんと伝わっているんでしょうか?
伝えようとしているのに伝わらない。話をまともに聞いてもらえない。
そのような状態では、中身を理解してほしくても理解してもらえません。
きびしい言い方をすれば「伝わらない中身は無いのと一緒」なんです。
自分自身も含めて、私はそのような辛い場面を何度も目にしてきました。
これを解決するには「伝える技術」を身につけるしかありません。
伝えようという気持ちは大事だけど、それだけではダメ
確かに「上手くなくても話そう」という姿勢は「上手く話せないから話さない」ということよりは百万倍マシです。
それは私も大いに同意します。
でもそれは「伝える努力をしなくてもいい」ということとは違います。
取っ掛かりのところでは「上手くなくても伝えよう」という考えでいいかもしれません。
でもそのまま「伝える技術」を放っておくと、長期的に辛い状態になってしまうのです。
英語の発音を練習することで得られるもの
繰り返しになりますが、私は
「自分の言うことが伝わらない」
「相手の言っていることが聞き取れない」
「話を聞いてもらえない」
という辛い経験を嫌というほどしました。
でも発音練習によって自分の英会話と周りとのコミュニケーションが大きく変わったことを実感しています。
しかもそれは、単に自分の英語が通じるようになったというだけではありません。
相手の英語も聞き取れるという両面での上達でした。
あなたも一度英語の発音練習に取り組んでみれば、その変化に気づいて元の自分にはもう戻れません。
私が保証します。
それぐらい、英語の発音練習は英会話力をガツンと引き上げる効果が抜群なんですね。
そんな私からすれば、「英語の発音なんて気にする必要がない」という意見は自分から進んで辛い目にあいに行くように思えてなりません。
他の記事でも書いているように、英語の発音というものは超絶に難しい奇術ではありません。
正しく学べば2~3か月の時間と練習という程度の自己投資で身につく財産です。
その程度で「きちんと伝わる英語」が身について人生が変わるのであれば、お釣りが来るぐらいですよね。
まとめ
いかがでしたか。
今回は「英語の発音が通じなくて起こる、笑われるよりも辛いこと」についてお話ししました。
上の方にも書いたように、英会話は中身が大事と言っても「伝わらない中身は無いのと同じ」。
伝えようという気持ちとともに「伝える技術」も身につけないと長期的には辛いことになります。
でも、英語の発音は難解な奇術などではなく、きちんと学べば短期間できちんと身につくものだ、ということを最後にもう一度お伝えしておきたいと思います。
むさし
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