こんにちは、闘う海外サラリーマン むさしです。
今回は具体的な単語と文章の発音として「9月」の発音を取り上げ、実際の発音と意外なコツをお伝えします。
これができれば、気分はもう "Earth, Wind and Fire" ですね(古いか)。
9月の英語発音とコツ
「9月」の発音記号と実際の発音をチェック
ではまず、9月の発音に入る前に発音記号をチェックしましょう。
発音記号を見れば、正確な発音が分かりますからね。
発音記号は英語の発音練習の命綱です。
「9月」は英語で "September"。発音記号は [səp-'tem-bər]ですね。
' のマークは「この次に強く読む音節(アクセント/ストレス)が来るよ」という印ですので、[tem]の e を強く読むということが分かります。
音声は次のようになります。
【September の発音】
その他、それほど難しい点は無いですが2点ほど発音ポイントを説明します。
e が逆さまになった [ə] はいわゆる「あいまい母音(の一種)」で、口を半開きのようにして弱く発音します。
それと最後の [ər] は、アメリカ発音では口は半開きで引き舌にして発音します(巻き舌ではありません)。
発音のコツはしっかり発音「しない」こと?
上の音声を聞いてもらうと分かると思いますが、真ん中の e の音を強く・長く・高く発音していますよね。
まずはその抑揚を意識するのが第1点目のコツ。
でもそれは、割と簡単にできるはずです。実は次の点が日本人には難しいかもしれません。
日本人にとって難しいのは「弱いところを弱く発音する」ということ。
音の強さや高さに落差がないため、全体に平坦な発音になりがちです。
でもこの「弱いところは弱く」というのは「強いところを目立たせる」以外にも発音を楽にするポイントでもあるんです。
出だしの [səp-] の部分に注意して聞くと、この部分は非常に弱く、そして短く発音されていることが分かりますよね。
【September の発音】
本当にサッと発音して流してすぐに [tem] の部分に進み、最後の [-bər] の部分もサッと流しています。
どちらも、音はしっかり発音されていません。
これを、s や p などの全部をきちんと発音しようとすると、この「サッと」感が無くなって全体に力が入った発音になってしまいます。
強く読むところ以外は「弱くサッと」流す、ということを意識して練習してみましょう。
9月の発音を実際の英語の文章で確認
では、次は英語の文章の中で発音を確認してみます。
【He was born in September.】
この中でも、September の出だしと終わりの音節(母音)は弱くサッと流していますよね。
単語単位の練習ができたら、このような英文を使って「文の中でもスムーズに発音できる」ように練習してみて下さい。
実際の英会話は単語を並べただけではありませんので、英文レベルでの発音練習も大切です。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「9月」の英語発音についてコツを解説しました。
まずは強く読むところを確認し、それ以外の部分を「サッと」発音することを意識して練習してみてほしいと思います。
むさし
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