こんにちは、闘う海外サラリーマン むさしです。
今回は、英語の「100」の発音について説明していきます。
実はこの単語、きちんとした発音の他にネイティブならではの「手抜きバージョン」があるんですね。
それをこっそり、あなただけにお教えします。
英語の「100」の発音
まずは、きちんとした発音から見てきましょう。
英語の「100」のスペルは hundred、発音記号は ['hʌndrəd] ですね(['] は次の母音を強く読む、という印、[ʌ] はあいまい母音)。
実際の発音は次の通り。
特に難しいポイントはありませんが
- 最初の音節 [hʌn] を強く発音する([‘] が最初についている)
- 全体として「あいまいに」発音する(あいまい母音のため)
といったところでしょうか。
The zoo has two hundred birds.(その動物園には200羽の鳥がいる)という英文なら、次のようになりますね。
ちなみに発音とは関係ないですが、「何百羽もの鳥がいる」と言う場合には
The zoo has hundreds of birds.
という表現になります。
英語の「100」のネイティブ流手抜き発音
それではお待ちかね(?)、手抜き発音の発表です。
ネイティブが速く(というか普通のスピードで)話す場合には、こちらの発音になることが多いです。
その発音とは、[‘hʌnərd] 。あえてカタカナで書けば「ハヌード」に近いでしょうか。
ノリとしては「ありがとうございます」が「あざーす」になるような感じでしょうか。
発音が崩れてしまっているわけですね(崩れすぎ?)。
発音記号をよく見ると、[ə] と [r] の位置が元々の発音記号と逆になっていますよね。
[‘hʌndrəd] ⇒ [‘hʌnərd]
しかも [d] が消えてしまっています。
やはり途中に [d] と [r] の直つなぎとかがあると発音しにくい、というのもあるのでしょうが、その他にも理由があると私は考えています。
それは「d が n に飲み込まれた」ということ。
このことは別記事で詳しく説明する予定ですが、英語の音には強い弱いがあって弱い音が強い音に飲み込まれることが起こります。
今回紹介した「100」の発音も、そのケースなわけですね。
まとめ
いかがでしたか。
今回は英語の「100」の発音について説明していきました。
特に今回紹介した「手抜きバージョン」のような発音変化は実際の英会話でも出てきますので、自分でもできるようにしておくと英会話に生きてくるのでおススメです。
むさし
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