こんにちは、闘う海外サラリーマン むさしです。
今回は「確認」の英語発音を考えていきます。
パッと綴りが出てくるか分かりませんが、この単語の発音には2つの大事な注意ポイントがあります。
その2つのポイントをつかむと他の単語の発音でも色々と楽になりますので、ぜひしっかり押さえてみて下さい。
英語の「確認」の発音
その「確認」は動詞?それとも名詞?
今回のテーマである「確認」の発音に入る前に、ちょっと大事なことをお伝えしましょう。
それは、この「確認」という単語は動詞として使われる場合と名詞として使われる場合で形が違う、ということ。
動詞の「確認する」は "confirm"、名詞の「確認」であれば "confirmation" ですね。
では、それぞれの発音がどうなるのか見ていきたいと思います。
動詞「確認する」の英語発音
動詞の「確認する」の英語発音は次の通りです。
【confirm】
発音記号は [kən’fərm] になります。やたらと [ə] が多いですね。
英語には、主にラテン語生まれの動詞に "con-" というスペルで始まる単語が多いですが、この場合の "c" は "k" の音になります。
さて、この単語の発音ポイントは
- 後半の [fər] の部分を強く(&高く長く)発音する(その直前に [‘] がついている
- r は舌を後ろにスライドして「引き舌」にする(巻き舌にはならない)
- 母音が全部 [ə](あいまい母音)なので、全体としてあいまいな音になる
というところでしょうか。
なかでも2番目の「舌は引き舌(巻き舌ではない)」というのが、今回のポイントの1つ目です。
そのポイント以外には特に難しいところはないですね(もちろん練習は必要ですが)。
では、"confirm" の入った例文を練習用に載せておきましょう。
【Please confirm the reservation.(予約を確認して下さい)】
名詞の「確認」の英語発音
次は、名詞の「確認」の発音です。確認状などの意味でも使いますね。
【confirmation】
音が増えた、ということ以外にも何かが違いますね。
そう、強く発音されるアクセント(ストレス)が後ろに移動しています。
発音記号で書けば [kənfər’meyʃən] となり、[mey] の部分が最も強く(&高く長く)発音されます([ey] は a の長母音「エイ」の発音記号)。
このようなアクセント(ストレス)の移動は、動詞に "-tion" を付けて名詞にするような場合に典型的に出てきます。
reserve(予約する) ⇒ reservation(予約)
などですね。
その場合にはアクセントが "-tion" の直前の音節(母音)に移動する、というのが「確認」の発音の2つ目のポイントです。
まとめ
いかがでしたか。
今回は「確認」の発音を例に、2つの発音ポイントを説明しました。
最初にも書きましたが、この2つのポイントをおさえると他の単語でも発音が楽になります。
そのことで、あなたの英語発音と英会話力は大きく向上していくわけですね。
今回説明した動詞形と名詞形の発音の違いは非常に大切ですから、この機会にしっかり理解してほしいと思います。
むさし
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