【UDA式30音トレーニング】はそれだけでは効果がない?その真相は

肩をすくめる女性 UDA式30音トレーニングは効果が無い?

こんにちは!

英会話教材バスターズ管理人「海外サラリーマン むさし」です(プロフィールはこちら)。

今回は「UDA式30音トレーニング」という英語発音教材を取り上げます。

 

こちらはなかなか知名度の高い人気教材で、公式ページを見ると「分かりやすそう」と思いますが、

実はこの教材だけでは英会話にしっかりとした効果が得られない可能性があるのでは、と私は感じました。

 

こう言うと、

「え?人気教材なのに?」

と疑問に感じると思いますので、その理由と解決策を紹介していきたいと思います。

 

UDA式30音トレーニングが効果を発揮するためには

UDA式では不十分?

まず最初に説明しますと、この「UDA式30音トレーニング」は英語の音のうち30個に的を絞って練習する教材です。

英語には母音だけで15種類子音は24種類の音があります。

そのうち、会話に必要な30種類を習得する、というコンセプトですね。

 

確かに英語の音の中には日本語と近い音もあって、日本語と同じ発音でも問題のない場合もあります。

そのような音を省いてしまい、日本人が苦手とする音だけをしっかりと説明してくれるのであれば、

効果的に英語の音を習得できそうですよね。

 

でも、通じる英語がスラスラと口から出てくる、ということを目指す場合には、この教材は片手落ちなんですね。

それは、英語を話すときには「発音」以外にも同じぐらい重要なものがあり、それはこの教材では学べないからです。

 

UDA式30音トレーニングで学ぶなら必要なもの

英語は発音よりリズム

その重要なものとは「リズムとイントネーション」

これなくしては、英語の発音練習をする効果もメリットも半減してしまいます。

 

まず、英語の発音だけよくてもリズムやイントネーションが日本語のままだと、とてつもなく話しにくいうえに通じません(経験済みです…)。

日本人の英語が通じにくいのは、発音よりもリズムやイントネーションの問題であることが多いんですね。

そして、英語のリズムを知らないと、リスニングもなかなか上達しません

 

実際の英会話は確かに速いのですが、あなたが「速すぎ!」と感じる場合、

理由の半分は「英語のリズム」「イントネーションによる発音ルール」に慣れていないから。

実は、英語のリズムを理解して乗れるようになると、英語のリスニング力は大きく上がっていくんですね。

 

【参考記事】【最強】英語リスニング教材は買うな!その理由とおすすめ上達法

 

ですので、発音教材で練習をするときには、リズムやイントネーションもセットで練習することを強く強くおすすめします。

公式ページには、UDAリズム教材の紹介がありますが、ひとつ私が疑問に思った点がありますので、

その疑問点を次に紹介していきたいと思います。

 

UDA教材中の説明に対する疑問

クエスチョンマーク プライムイングリッシュ 効果なし をグーグルで検索

UDA教材の公式ページで気になった点。

それは「リズムやイントネーションについての説明」です。

 

こちらの動画では「実際に英語を話すときの上がり下がり(山と谷)」を見ながら音声を聞く(そして真似る)ためのものですが、

この山と谷の場所が私の理解と違うんですね。

 

具体的には

山に来るべきでない単語が山に来て

谷に来るべきでない単語が谷に来ている

ところが見られる、ということです。

 

 

例えばこちらの動画では

You look great in black(黒が似合うね)

と言っていますが、これの単語のうち

  • You
  • great
  • black

を強く発音しています。

 

文字の大きさで強弱(と高低)を示せば

Youlook great inblack.

という感じに、ちょうど一語おきになっているわけですね。

 

ですが、私がアメリカ人の発音コーチから学んだルールに従えば

「You」は強く読まず「look」を「great」よりも強く(あるいは同じぐらいの強さで)

読みます。

 

ですので、読み方は

You look great in black.

になります。

 

そしてリズムも、ここで強調して大きく書いた部分(look、great、black)がリズムの山となる3拍で発音されます。

英語のリズムは、必ずしも「1語おき」とは限りません

 

この点が、私が「ちょっと違うのでは?」と疑問に思った部分です。

 

では、おすすめの英語発音教材は?

人差し指をあげる男性 おすすめの英語発音教材は?

今回は、英語の発音矯正教材である「UDA30音トレーニング」について、それだけでは効果が半減する理由を紹介しました。

 

上で書いたように、英語の発音を学ぶには

「リズムとイントネーション」もセットで学ぶことが必須、

と自分の経験から信じています。

 

UDA公式ページではリズム教材も紹介されていますが、英語のリズムについての説明に疑問点も見られる点が引っかかりますね。

でも正直言うと、英語のリズムについてしっかりとした説明をしている教材を見つけることは、かなり難しいのが現実です。

 

「じゃあ、どれを選べばいいの…?」

という疑問を持つあなたのために、私がおすすめできる英語発音教材を

おすすめ英語発音教材ランキングの記事にまとめました。

 

全部、自分で買って検証したうえで「これだ!」と納得した教材だけを厳選していますので、

あなたの発音練習のプラスになるはずです。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。


>>> トップページ【英会話教材おすすめ】人気教材をランキングで比較!


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