海外で「日本語が通じるから」を基準に選んで死にかけた話

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地面に倒れた男性 海外で「日本語が通じる」を基準に選んで死ぬところだった話

こんにちは!英会話恐怖症を克服した会社員、むさしです(詳しいプロフィールはこちら)。

今回は、ちょっと物騒なタイトルですが、私の苦い(怖い?)思い出をお話ししたいと思います。

そう、実際に「一歩も違えたら死んでた」んですよ…。

「海外でも日本語」という考え方について、考えさせられる出来事でした。

「海外で日本語が通じる業者」を選んだ私たち

アメリカ東海岸、日本語の通じる整備工場

時は2009年の冬、アメリカ東海岸での出来事です。

その前年まで西海岸のロサンゼルスで暮らしていた私たち夫婦は、転職によって東海岸に移ってきました。

その時、私の乗っていた車を引っ越しで持ってきたんですが、故障して使えなくなってしまったので、新しい車を買ったんですね。

いくつか中古車屋を見たけどピンとくる車は見つからず、結局「売ります/買います掲示板(いわゆるclassified ads)」で怪しいロシア人から現金手渡しで車を買った私たち。

手渡しの理由は「銀行口座を通すと税務署にバレるから」ということでしたが、駐車場に停めた車の中で現金を渡して確認している様子は、どうみても麻薬取引のように見えたでしょうね…。

問題の車は現物そのまま(as-is)の状態で買ったので、とりあえず車の整備工場に持って行ってチェックとメンテナンスを依頼することにしました。

今にして思えば、歴代オーナーの超整備不良がたたって金食い虫の車でしたね…(結局6~7年乗ってましたが)。

西海岸では日本人の整備士さんに色々と世話になっていて良い印象のあった私たちは、引っ越し先の近所で見つけた日系の整備工場に行きました。

「これ、サスペンション死んでますね~」なんてことを言われながら見積をもらって車を預け、修理を依頼。

そして修理した車を引き取ったその夜、事件は起こったのです。

変な音とともに車が急停止!?

修理には1週間ぐらいかかったような覚えがありますが、久しぶりに対面した愛車を前に「ちょっと慣らしドライブでもしようか」ということになりました。

そして、近所を車で走っているうちに変なことに気が付いたんですね。

なんかこう、「カチッカチッ」というクリックのような軽いインパクトとともに、車が「グッ」と左に行こうとするんです。

タイヤが滑るというか、ハンドルが取られるというか。

「なんだろう~、変だな~いやだな~」なんて稲〇さんの怪談ばりに思いながら川沿いの静かなエリアを走っていたそのとき、すごい衝撃とともに車が急停止!

「え、なんだ!?」と思って外に出て見ると、右前輪のタイヤがあり得ない方向を向いてしまっていました。

直線道路を走っていたのに、完全に左向いているんですね。これじゃ走れません。

しばし途方に暮れていたものの、このままでは帰れませんからAAA(日本で言うJAF)に連絡してトラックを用意してもらい、自動車ごと運んでもらうことにしました。

理由を聞いて唖然…一歩間違ったら死んでたんですが

夜中の道で待つこと30分ほど、AAAのトレーラーが到着して車を搭載。

ドライバーさんは50代のおっちゃんでしたが、車を見るなり

「Wow, it’s terrible!(うわ、こりゃひでえ)」

と言っていました。

そしてそのまま、例の自動車工場に行って再点検と修理を依頼したんですが、私たちよりドライバーさんの方が

「よく見ろ、一体どんな仕事してんだ!」

と熱く詰め寄っていたのを覚えています。

結局その晩は車を置いて再点検を依頼したのですが、翌日に理由を聞いてみてビックリしました。

故障の原因はなんと「ネジの止め忘れ」だったんですね。

もうね、言葉もないですよ。

幸運にも、私たちの車が急停止したのはゆっくり運転の川沿いの道で、そのときは車通りは全くありませんでした。

でもこれがハイウェイで起こってたら?

後ろから何トンもある大型トラックが時速100キロで突っ込んで来ていたら?

私たちは車ごとペシャンコになり、今頃こうしてブログを書いてはいられないでしょう。

そう考えると、今でも恐怖や生きていることへの感謝とともに、怒りの感情が湧いてきてしまいます。

英語が話せず「海外でも日本語オンリー」になると選択肢が狭くなる

プロフィールでも紹介している通り、私たちはここ10年以上を海外で過ごしていますが、現在では病院も不動産屋も家電の修理も、日本語ではなく「ベストなサービス(とコスト)」を第一優先に選んでいます。

日本語の方がストレスがない、というのは事実ですが、それだと選択肢を自分で狭めていることになってしまうんですね。

私たちにとってこの1件は、命がけで得た教訓でした。

そう聞いて、あなたは「それって海外に住んでいる場合の話じゃないの?」と思うかもしれませんね。

でも、そうではないと私は思います。

海外に住んでいなくても、英語が話せることによって選択肢が広がるのは大きなメリットです。

海外旅行に行っても、英語が話せれば現地でのコミュニケーションの幅が広がります(英語圏でないにしても)。

そして旅行以外にも、英語が話せるのと話せないのでは、選べる仕事や行ける場所など、人生の選択が大きく違ってきます。

冗談抜きに、100倍は違ってくると思いますね。

より多くの選択肢から自分の好きに選べる。

より大きく自分の行動範囲を広げていける。

英会話には、そのようにあなたの人生を変えていく力があります。

ぜひあなたも、英会話にガッツリ取り組み、人生の選択肢を広げていって欲しいと思います。

このブログがあなたの力になれば幸いです。