こんにちは!英会話教材バスターズ管理人、「海外サラリーマン むさし」です。
このページでは、
「プライムイングリッシュの勉強法ってどんな感じ?」
という疑問を持つ人のために、実際の教材の内容や勉強法、そして個人的におすすめな【効果倍増】練習法をお伝えします。
プライムイングリッシュには「導入テキスト」という「勉強の仕方の説明テキスト」があり、こちらで具体的な勉強方法が説明されています。
でも個人的には
「これよりもっといい方法があるのにな…」
と思ってしまったのも事実なんですね。
そこで、プライムイングリッシュの勉強法とはどんなものか、そして「もっといい【効果倍増】練習法」とは何か、
それを紹介していきたいと思います。
この記事の目次
プライムイングリッシュの教材内容と勉強法
1つのエピソードにつき8つの練習音声
プライムイングリッシュには、12枚のCDに24話のエピソード(skit)が入っており、それぞれの skit は8つの音声に分かれています。
ということで計算しますと、全部で200弱あることになりますね。
内訳は
- 通常音声
- ゆっくり発音(聞いてみる用)
- ゆっくり発音(あとについてリピート用)
- 通常スピード音声
- セリフごとの練習音声(英語音声の後について練習)
- セリフごとの練習音声(自分で言った後から英語音声で確認)
- なりきり練習1(片方の人になる用)
- なりきり練習2(もう一方の人になる用)
となっています。
上の画像はテキストの中身の写真ですが、これによると「1週間で1スキット」ということが想定されています。
ですので、24週間(約6ヶ月)で学習が終了することになりますね。
なお、最初に通常音声を聞くと「あまりにもリアル」なスピードと発音に圧倒されて
「これ、ほんとに聞けるようになるのかな…」
と不安になるかもしれませんが、ゆっくり練習を繰り返すことで自分の中に染み込んでいきますから、心配はいりません。
テキストによる標準的なスケジュールでは
ここでもう1つ画像をお見せしますが、こちらは導入テキストに書かれている「おすすめの週間練習スケジュール」。
月曜日から日曜日まで、やることが親切に書いてありますね。
学習者のために、一生懸命に作ってくれたんだと思います。
でも、そのような親切にこう言ってはなんですが、これだと
少し効果が薄いかな
というのが私の実感です。
その理由と、代わりの「おすすめ練習法」を次に紹介したいと思います。
テキスト通りだと効果が薄い?
プライムイングリッシュをテキスト通りにやると効果の薄い理由。
それは
「全部の練習が1日ずつ」
だからです。
私の実感では、プライムイングリッシュは「発音練習」と「話に入り込んで練習」をするためにあるようなもの。
これこそが、この教材の魂・ソウルだと思ってます。
そういった練習によって、英語があなたの中に染み込んでくるわけですね。
でも、上の画像で見ると「1日ずつ」だけなんですよね。
これじゃあ少なすぎる
と思いませんか?
これが、「テキスト通りの勉強法では効果が薄い」と感じた理由です。
おすすめ【効果倍増】練習法
そこで提案したいのは、メリハリをつけること。
もう少しはっきり言えば、
「発音練習」と「なりきり練習」を2日ずつ練習
し、それ以外はまとめてしまう、ということです。
具体的には「プライムイングリッシュ徹底レビュー」の記事でも紹介しているのですが、
- トラック1と2は1日目
- 次の2日は「ゆっくり発音練習(トラック3)」をしっかり
- 4日目はトラック5と6でスピーキング練習
- 次の2日に「なりきり練習(トラック7と8)」をたっぷり
- 最終日(日曜?)は、好きな復習をする(できれば発音練習)
という感じになりますね。
このようにメリハリをつけることで、重要な「発音練習」と「なりきり練習」に時間をかけられるわけですね。
英会話の習得は量が大切。
プライムイングリッシュの場合には、重要な2つの練習の量を増やす練習法によって【効果倍増】にすることができます。
これが、おすすめの【効果倍増】練習法です。
でも実は、さらに【効果3倍】の練習法もあるんですね。
次は、そちらを紹介したいと思います。
さらに【効果3倍】の練習法を紹介
倍のスピードで3回転?
【効果倍増】練習法を超える【効果3倍】練習法。
それは
「倍のスピードで練習して3回繰り返す」
という方法です。
別の言い方をすれば、
「1週間で2skit を練習し、3カ月で全体を学習する」
というもので、次の3カ月でもう1周し、欲を言えばその後にもう1周します。
このことによって、最初の方に学習した内容が消えてしまう前に復習し、しっかり定着させることができるんですね。
ちょっとスパルタな感じもしますが、実はこの練習法は(語学に限らず)様々な分野の学習に共通する
「部分戦略と全体戦略」という考えに基づいています。
部分戦略と全体戦略
人間は忘れてしまう生き物
英会話、だけでなく技術を習得する学習では「部分戦略」と「全体戦略」という言葉があります。
「部分戦略」とは、言ってみれば
「端から順序よくきちっとやっていく」
こと。
それに対して「全体戦略」とは、
「全体をサッとやって、何度も繰り返す」
という進め方です。
一見、「部分戦略」の方がよさそうですが、問題は
進んでいくうちに最初の方は忘れてしまう
ということ。
これは人間の脳の働き上、避けようのないことです。
学習は「全体戦略」で
ですので、1つ1つのスキットに時間をかけて練習をしていたら、3カ月経ったときには最初の内容は忘れているでしょう。
そして6ヶ月経ったときには、最後にやった数スキットぐらいしか覚えてないことになるはずです。
それを防ぐには、部分戦略ではなく全体戦略により、全体を1周する時間を短くし
忘れる前に何度も繰り返して上塗りをして定着させる
ことが必要になります。
ですので、1つのSkitを完ぺきにできるまで練習するよりも、
- サッと練習して次に進む
- そして記憶に残っているうちに繰り返す
ということが効果的になるわけですね。
こちらが、ちょっとハードではありますが、効果3倍練習法となります。
最低限、練習に取り入れて欲しいもの
倍速3回転は理想論?
でも、上で紹介した【効果3倍】練習法は正直言って
Easier said than done (言うは易し、行うは難し)
かもしれませんね。
ですから、あくまで理想形である、と思ってもらってもかまいません。
でも最低限、これだけは練習に取り入れてほしいな、と思う点が2つがあります。
これだけは取り入れてほしい2つのポイント
それは、繰り返しになりますが
「発音練習」と「なりきり練習」を重視して練習すること
そしてもう一つ
1度だけでなく何度も繰り返して練習する
ということ。
やはり、英会話習得には練習量をこなすことが必要です。
そして、人間は忘れる生き物ですから、やりっぱなしではなく復習もとても大切なんですね。
ですので、あなたも「テキストにこう書いてあるから」ではなく、
3回転させて定着させるぐらいの意気込み
で取り組んでみてほしいな、と思っています。
プライムイングリッシュには、それだけ本気で取り組む価値があります。
本気の取り組みは、「英会話が身について人生が変わる」という形で大きなリターンを生みますから。
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※【プライムイングリッシュ】の詳しい内容、実際に使ってみたうえでの注意点などは、こちらの
「挫折してきた人でも6ヶ月で聞けて話せる?プライムイングリッシュをレビュー&評価」
でガッツリ掘り下げて紹介していますので、こちらもぜひどうぞ。