『~の代わりに』って英語で言うと?3つのおすすめ英語表現

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スイカの代わりの男 「代わりに」の英語表現は?

~ 「代わりに」と英語で言いたい美紀さんの悩み ~

登場人物:美紀さん(英会話を身につけて活躍したい野望系女子)、Bob(私の元同僚のアメリカ人 )

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”Woman-540.jpg” name=”美紀”]ねえ、むさし

ちょっと疑問なんだけど、「代わりに」って英語で言いたいときって、どんな表現を使えばいいの?[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ name=”むさし” icon=”Self_image_3.png”]それってよく聞かれるんだけど、「代わりに」と言っても、日本語にすると

  • (誰かの)代理
  • (何かの)代用

という違うものを含んでいるよね。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”Woman-540.jpg” name=”美紀”]そう言えばそうね。

やっぱり、それぞれについて英語の表現は違うの?[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ name=”むさし” icon=”Self_image_3.png”]うん、それぞれ違う表現になるね。

じゃあ、それぞれについて表現を説明していこうか。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ name=”Bob” icon=”Bald_man_200.png”]おっと、今回はそれに加えて、俺がワンランク上の表現も紹介してやるぜ![/speech_bubble]

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”Woman-540.jpg” name=”美紀”]きゃ、Bobすてき![/speech_bubble]

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ name=”むさし” icon=”Self_image_3.png”]くそぉ、おいしいところを…。[/speech_bubble]

「代わりに」の英語表現

最初に書いたように、日本語の「代わりに」には「代理」「代用」という2つの意味がありますよね。

それでは、それぞれの英語表現を見ていきましょう。

『誰かの代理』としての『代わりに』

ビジネスミーティング 代理の英語表現

「代わりに」という英語表現。

まずは、誰かの代理、という意味の『代わりに』という場合を見ていきましょう。

例えば『上司の代わりに会議に出た』といった場合には、“on behalf of ~” という表現を使います。

上の例であれば、

“I attended the meeting on behalf of my boss.”

という表現になりますね。

また、of ~ の部分が『彼』『彼女』などの代名詞の場合には、“on his/her behalf” として “of ~” の部分を中に入れ、コンパクトにまとめることができます。

『何かの代用』としての『代わりに』

牛肉の「代わりに」鶏肉、を英語で言うと?

上の表現は人が対象であり、『代理』の意味の表現ですが、次は『代用』という物を対象とした表現を見ていきましょう。

こちら “instead of ~” ですね。

『普段は牛肉だけど、今日は代わりに鶏肉をカレーに使った』であれば、私であれば

“I used chicken for curry today, instead of beef as I usually do.”

という英文になります。

『普通にいけば A なんだけど、そうではなくて B』というニュアンスの表現になりますね。

ちょっとワンランク上の英語表現

人差し指をあげる男性 ワンランク上の英語表現

上で挙げた表現は、いずれも名詞の前につける、いわば『前置詞』的な使い方でした。

ここで、ちょっとワンランク上の英語表現、動詞として『代用する』と言いたい場合の表現を紹介しましょう。

1語で「代用する」と言い表す動詞

『代用=代わりに使う』という意味ですから、

“use ~ instead of ~”

でもいいのですが、『代用する』を一語で言う単語としては “substitute” が使われます。

よくアメリカのレストランなどに行くと、好みによって肉を魚に変えたりと食材を変えるオプションを用意している店もあり、メニューに

“Meat can be substituted with fish.”

などと書かれていたりします。

注意:実は「代用品」という名詞も同じ形

また、『代用品』という名詞も、同じ “substitute” を使います。

なので、この単語が出てきたら文脈から(というか単語が使われている位置関係から)動詞なのか名詞なのかを見分ける必要があるわけですね。

まとめ

ここまでの内容を、下に3点でまとめます。

  • 『~の代わりに』という英語表現は、日本語の意味によって変わってくる。
  • 『誰かの代理に』であれば “on behalf of ~”、『何かの代わり(代用)』であれば “instead of ~”
  • 『代用する』という動詞を使うのであれ substitute になる。代用品という名詞も同じ形。

英会話上達のコツは、自分で英文を組み立てて口から出す練習をすること。

そのような日頃の練習のために、このブログで紹介している表現を色々と使い回していってほしいな、と思います。

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