ネイティブの英語表現は使えない?英会話に役立てる3つのポイント

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口をふさがれた3人の男性 ネイティブの英語表現を英会話に役立てる3つのポイント

当サイト管理人、むさしです。

英会話の上達法、というと「ネイティブの英語表現を覚える」という方法が挙げられることが多いですよね。

でも私は、ネイティブの英語表現を覚えるという方法は、必ずしも英会話の上達に役立つものではない、と考えています。

むしろ、初心者にとっては覚えるだけムダ、とまで思うこともあります。

今回は、ネイティブの英語表現を覚えても役立たないことがある理由と、英会話に役立てるためのポイント、について考えていきたいと思います。

ネイティブ表現は英会話上達に役立たないのはなぜ?

私は以前、このような記事を書きました。

【参考記事】

ネイティブ英会話フレーズの暗記はムダ?本当の上達法とは

こちらの記事で言いたかったことは、次のような点です。

  • ネイティブの英会話フレーズを暗記するだけでは、使えるようにならない(実体験あり)
  • 実際の英会話のほとんど(8割ぐらい)は、文法通りの「普通の英文」でできている
  • 英語が話せない人には、英会話フレーズの暗記よりも先にやることがある

上のポイントの最後に挙げた「フレーズの暗記よりも先にやること」とは、「自分で文法通りに基本的な英文が作れるようになる」ということ。

これができないと、部分的には流暢だけど他はガタガタな英語になってしまいます。

建物に例えれば、まだ基礎も柱もないのに飾りつけだけ一生懸命やってる、という状態ですね。

この状態では、ネイティブの英語表現を覚えても使えるようになりません。

ではどうすれば…?

次は、英会話でネイティブ表現を使うためのポイントについて考えていきます。

ネイティブ表現が英会話上達に役立つ場合

ネイティブの英語表現を役立てる3つのポイント

繰り返しになりますが、私は基礎力の無い人が使い回せない英文フレーズを丸暗記することには反対です。

しかし基礎力のある人が「使い回せる表現を使えるように練習すること」には賛成です。

私自身の経験を踏まえると、ネイティブの英語表現を使えるようになるには、次の3点がポイントとして挙げられます。

  • 英語の基本的なルール(基本単語・文法)を理解していること
  • それらの基本ルールを使って、基本的な英文を自分で作れること
  • 使うことを意識して、フレーズではない「3種類の英語表現」を自分の中に仕入れること

ネイティブの英語表現を覚えても、使えないと意味がありません。

そして使えるようになるには、「基礎的な力」と「使うことを考えたアプローチ」が必要になるわけですね。

私が提案したいのは、英語表現はフレーズではなく「使える形」で仕入れることが必要で、次の3種類を中心とすべき、という点です。

身につけるべきネイティブ英語表現の種類

ネイティブの英語表現の中で、私は次の3種類が特に重要と考えています。

1:「こう言いたい」というときのための英語表現の枠組み

まずは、英語で言いたいことを表現するための枠組系の表現です。

これは中身を入れ替えて使い回しができる表現ですね。

例えば、「~したらどう?」とすすめる場合には

  • Why don’t you ~?

とか

  • How about ~?

などという表現を使いますよね。

このような「枠組」を押さえて、中身の “~” の部分を入れ替えることで英語で言えることが増えてくるわけです。

ただし、この “~” の部分は自分で作文しないといけませんので、基本的な文法力や単語力は必要です。

このブログでは、次のシリーズで「自分で英語が話せるようになるための英会話表現」を紹介しています。

自分で英語が話せるようになるための英会話表現集《英会話道具箱》

2:組み込んで使うためのチャンク(かたまり語句)や言い回し

枠組に続いて必要となるのは、英文の部品となる表現です。

組み込んで使えるようなチャンク(かたまり語句)や言い回しですね。

例えば、「結局のところ~だ」と言いたい場合、

  • At the end of the day, ~

という表現を使ったりします。

また、複数の単語でなくても、言いたいことを英語で言うための必要な部品(特に前置詞)もたくさんあります。

例えば、「日本人にしては」などの場合の「~にしては」という場合には、前置詞を使って

  • for ~

などと言いますね。

このような「部品」を仕入れるだけではなく使えるように練習すると、好きなように組み合わせて英文を作れるようになっていきます。

3:英会話に必須!Phrasal verbs

最後は、あまり日本では聞いたことのない単語かもしれませんが、Phrasal verbです。

Phrasal verb を覚えて身につけるることは英会話では必須になってきます。

Phrasal verb とは何かというと、「動詞+前置詞」の組み合わせである特定の意味を指す、いわゆる熟語ですね。

例えば中学校でも習う “give up” は、あげるわけではなく「あきらめる」の意味ですよね。

このような組み合わせは数えきれないぐらいあり、良く使われるところでは

  • get along with ~:~と仲良くする
  • come up with ~:~(考えなど)にたどり着く
  • pull up:車を停める、駐車する
  • figure out:(方法などを)探り出す

などなど、挙げていたら人生が終わってしまうぐらいあります。

どれも、パッと見は簡単そうな単語でできているのも特徴で、これこそが「英語表現の心臓部」なのではないかと思います。

このような表現は会話でもしょっちゅう出来てますので、代表的なところは覚えて使えるようにしておくといいでしょう。

スマートフォンのアプリなどでも、ゲーム感覚で勉強できるものがありますので、検索してみてもいいかもしれませんね。

次の記事では、phrasal verb を学ぶためのアプリを紹介しています。

英会話に必須の熟語:phrasal verbを学ぶアプリを紹介!

まとめ

今回の記事では、ネイティブの英語表現が役立たない場合と、実際の英会話に役立てるためのポイントについて紹介していきました。

英会話フレーズを覚えるだけで英会話の練習をした気になってしまうことは、実は大きな落とし穴

そのような英会話表現を使うには、実は地道に基礎力をつける必要があるんですね。

基礎力をつけたうえで、今回紹介した3種類の英語表現に取り組むことが、あなたの英会話を大きく上達させる近道、王道であると私は信じています。

落とし穴にはまらないよう、基礎が固まっていないのであれば、まずはしっかりと基礎力をつけていってほしいと思います。

むさし

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