英語の発音記号:母音は日本語の倍以上?でも無問題!

英語の勉強はできても話せないと悩むあなたに ⇒ 英会話上達の本当のコツと3つの必殺練習方法!

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英語の発音練習のコツは知ることから

今回と次回の記事では、英語発音、その中でも英語の音の種類の全体像を紹介していきます。

今回はまず、英語の母音の発音を見ていきます。

英語の発音については、『日本人には難しいのでは・・・』という不安が常につきまといますね。

でも、全体像を知ったうえできちんと練習していけば、恐れるに足りません。

なんといっても、英語の音の種類は有限です。

それらを知ってしまえば、あとは練習次第で身につけることができます

もちろん、「完全に完璧な発音」というのは母国語ではない限り無理でしょう。

でも、きちんと通じる発音であれば早ければ2~3カ月程度で身についていきます。

そしてそれにつれて、リスニングも上達していくのです。

英語の『発音』の練習はやはり大切?

英会話に発音練習が必要か、という点については、ずっと以前から議論(論争?)がありますよね。

私の結論から言うと、英語の発音練習も非常に大切です。

特に、リスニングを強化したい場合には、英語の『音』をきちんと習得することが最も効果的かつ効率的な方法になります。

参考記事(姉妹サイトの記事です):

>> 英語の発音とリスニングの関係は?という寝ぼけた質問について

なお、私はアメリカでアメリカ発音を学びましたので、このブログの発音はアメリカ発音になります(発音記号は APA (American Phonic Alphabets))。

テレビや映画の影響で一番通じやすい英語発音ですので、身につけてしまえば使い勝手が良い発音ですよ。

英語の発音記号の種類

発音という点に限って言えば、日本語は非常に簡単な言語ですよね。

それは母国語だから、というだけではなく、音の種類が少ないからです。

日本語の母音(の音)は5種類ですが、英語では15種類、実に3倍です。

子音も、日本語では清音が9種類(か行~わ行)、濁音・半濁音が5種類(が~ば・ぱ行)でが、英語の子音は24種類あります。

それだけでなく、英語ではもっと多いだけではなく、母音を入れずに子音だけで発音する、という芸当も行われます。

なんだか不安になりそうな展開ですね。

でも、大丈夫です。

最初にも書きましたが、練習すれば2~3カ月ぐらいでできるようになりますから、安心して下さい。

さて、最初にも書いたように今回は母音を見ていくことにしましょう。

英語の母音の発音記号の種類

まずは、英語の母音です。

母音の特徴は、

・ 発音するとき、舌先がどこにもついていない

・ 唇や喉も開いたまま(閉めたり狭めたりしていない)

・ 喉が震える音(有声音)

という点にあります。

試しに『あ』とか『う』とか『おい』とか発音すると、上の特徴がよく分かると思います。

母音の音は先ほど15種類、と書きましたが、これらはさらに『短母音』『長母音』に分かれます。

意味は読んだ通り、短い母音と長い母音ですね。では、それぞれを見ていきます。

英語の短母音

英語の短母音は8種類

まずは短母音、8種類です。

日本語よりも多い、ということは、日本語にはない音がある、ということですね。

これらは伸ばさず、短く発音されます。

名前/

アルファベット

発音記号  特徴
short-a / a [æ] アとエの中間(※)
short-e / e [e] エに近い
short-i / i [i] イに近い
short-o / o [a] 口を大きめに開けて『ア』と「オ」の中間(※)
short-u / u [u] ウよりも口は広め
あいまい母音 [Λ] 半開き(※)
open-o / o [ɔ] オに近い
あいまい母音 [ə] 半開き

(※)これらの音(3つの『ア』)については後述

最初の5つの音は、それぞれの母音のアルファベットから発生した音ですので、対応するアルファベットが書いてあります。

その中で、日本語と違う、日本語には無い音について、少し説明してきたいと思います。

日本語にはない、日本語と違う英語の母音発音

まず、あいまい母音と呼ばれる音 [Λ] と [ə] は、どちらも日本語には無い音で口をうっすら半開きにして『ぅ』と短くうなる音になります。

これはもとからあるアルファベットの音とは違う形で発生した音ですので、対応アルファベットはありません。

また、これらの母音発音のうち、日本人にとっての難関は(※)が付いた音3つのア)でしょう。

発音記号では、[a] と [æ] と [Λ] ですね。

これらは日本人には全部同じ『ア』に聞こえる音で、練習をしないと全部同じに発音されてしまいますし、聞くときにも聞き分けられません。

上の表に少し書いてありますが

  • [a](short-o)は口を大きめに開けて「ア」と「オ」の中間
  • [æ](short-a)は「ア」と「エ」の中間
  • [Λ](あいまい母音)は口を半開き

という感じの発音になります。

これについては、上の説明を見ながら “cop([a])” “cap([æ])” “cup([Λ])” を言い分けるなどの練習をしてみるといいでしょう。

英語の長母音は7種類

次は長母音、下の7種類です。

名前/アルファベット 発音記号 特徴
long-a / a [ey] エィの音
long-e / e [iy] イーの音
long-i / i [ay] アィの音
long-o / o [ow] オゥの音
long-u / u [uw] ウーの音
(特になし) w] short-a(æ) + ウ
(特になし) [oy] オィの音

※上の表中、y は『イ』の音、w は『ウ』の音を表します。

この表を見れば分かるのですが、英語の長母音は日本語のように『長く伸ばす』音ではなく、2つの母音がつながった『二重母音』です。

[iy][uw] を除き、長く伸ばす音はありません。全て二重母音になっています。

そして、どの音も yw で終わっていますね。

ここでは『英語には伸ばす母音は無い』ということと、『二重母音は y か w で終わる』ということを覚えておいてください。

このことは、音の結合(リエゾン)を学ぶときに重要となってきます。

英語の母音の発音を練習するには

いかがでしたか。

英語の母音の全体像を説明しましたが、最初の「3つのア」の発音などは難しかったのではないでしょうか。

このブログではできるだけ分かりやすくお伝えしようとしていますが、文字と音声では限界があります。

「ア」と「オ」の中間、と言われても、音を聞いてもどんな口の形や動きなのか分かりにくいですよね。

ですので、きちんと発音を身につけたいのであれば、しっかりと映像のある教材で学習することをおすすめします。

そのことが、実は発音を身につける一番の近道なのです。

むさし

次回は子音編へと続きます。

英語の発音記号:子音を6種類に分類して攻略しよう

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