一風変わった感嘆語”Oh boy”ってどんな意味?《英語小ネタ》

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"Oh boy"の意味は?

~ある日の会話~

登場人物:英会話を身につけて海外に飛び出したい美紀さん、私の元同僚のアメリカ人 Bob

美紀
ねえ、むさし

この前、英会話のレッスンで先生が「Oh, boy」って言ったんだけど、それってどういう意味?

「Oh my god!(OMG)」と同じような意味?

Bob
うーん、それはちょっと違うな。
むさし
そうだね。

OMGは何か驚いた場合に使うことが多いけど、「Oh boy」は、ちょっと困ったときなんかに使うかな。

美紀
そうなんだ。
Bob
あと、「Oh my god!」はアメリカ人がしょっちゅう言う表現みたいに言われてるけど、そうとは限らないんだぜ。
美紀
…そう、なの?

知らなかった…。

むさし
じゃあ今回は「Oh boy」の説明と「OMG」の話をしていこうか。

ちょっとした知識として知っておいても損はないと思うよ。

“Oh boy” ってどんなときに使う?

驚いたり感動したりするとき、人は声をあげますよね。

『まぁ!』とか『うっそー!』とか、そういうやつです。

英語にも色々ありますが、今回は日本でもよく知られている “Oh my God!”ではなく、ちょっと変わった使い方をする “Oh boy” という表現を取り上げます。

ほんの小ネタですので、気軽に読んでみて下さいね。

実際の使用例:ちょっと遅れそうなんだけど・・・

これは、日本語で言うと・・・なんでしょうかね、『なんてこったい』という感じで使われます。

例えば、こんな実際の使用例があります。

ある時、私はお医者さんの予約に遅れそうになり、車で急いで向かっていました。

そこのクリニックは8時が最終の受付なんですが、どうも8時10分ぐらいになりそうな予感。

とりあえず信号待ちの間に電話して、受付のおっちゃんに

Hi, looks like I am running late a bit today.

(実は今日、ちょっと遅れそうなんだけど)

と伝えると、

Well, do you think you can get by 8?  I like to close the office at 8.”

8時に閉めたいから、それまでに来れる?)

と、予想通りの返事がありました。

時間までに行けるよ、と言っておくのも一つの方便だったんですが、そうやって期待を裏切るのも気が引けるので、

Umm, maybe late by 10 minutes or so.

(いやぁ、10分ぐらい遅れるかも)

と正直に言ったときの返事が

Oh boy.

だったのでした。

結局はというと、遅れても受け付けてもらえたので受付のおっちゃんジェントルマンに感謝でした。

この一件もあって、この表現は『何か少し困ったことになった(なる)』場合に使う表現、と私は認識しています。

英語表現”Oh boy”の使用例:ピザ争奪戦

別の例として、次のような動画はどうでしょうか。

この動画は、私の大好きな人気コメディドラマ “King of Queens” の1シーン。

主人公の Doug が奥さんや義理父と一緒にピザを食べているシーンです。

この後、最後の一切れを巡って、食い意地の張った大人たちの戦いが始まるのですが・・・。

この動画の最初の場面で、Doug が

Ok, two pieces left, two pieces left…

(あと2切れ残ってる、あと2切れ残ってる・・)

などと考えながら食べていると、奥さんがヒョイっと一切れ取ってしまい、

Oh boy, one piece left.  Ok, let’s do the math.

(なんてこったい、残り1切れになっちまった。ちょっと計算してみよう)

と、慌てて最後の1切れの確保に動き出します。

この場合の日本語は、『なんてこったい』とか『やれやれ(ちょっと違う?)』というのがピッタリな感じがしますね。

途中で義理父の様子を盗み見て

God, he made an eye contact with the slice.  I got to swallow this down and grab it.

(なんてこった、ピザとアイコンタクトしてやがる。これを飲み下して最後の一切れをつかまなきゃ。)

などと言い出して猛烈な勢いで自分のピザを頬張って片付けようとするなど、「食い意地張りすぎだろ!」と言いたくなる行動ですね。

なお、ここで出てくる

  • Let’s do the math

『ちょっと計算してみよう』というときに非常によく使われる表現です(math は mathematics(数学)の略) 。

なんとなく直訳的に

  • Let’s calculate

などと言ってしまいそうになりがちですが、それはちょっと直訳的すぎる表現ですね。

実はアメリカ人は、あまり Oh My God! を使わない?

今回の内容と直接関係は無いのですが、実はアメリカ人は “Oh My God!” をあまり使わない傾向にあるように見えます(すみません、他の国のことはよく分からないです…)。

個人的な観測の範囲でも、

  • Oh My Gosh!

の方がよく使う気がしますね。

Gosh は古臭い言い方、ということをブログで書いていた人もいましたけど、うーん、若い人も普通に使っているように思います(統計があるわけではなく、あくまで個人的な感触です)。

ちなみに、これはなぜかと言うと『God をむやみに使うのははばかられるから』という理由のようです。

英語のあいさつ “Goodbye” も、元々は “Good” ではなく “God” だったけれども、むやみに使うのも恐れ多いので “Good” になった、というのと同じですね。

そう言えば以前、Yahoo知恵袋で「英会話学校でOh My Godと言ったら、外国人講師にガチギレされた」という投稿を見たことがあります。

やはり気にする人(というか、キリスト教徒以外には使ってほしくないと思う人?)もいる、ということなんでしょうかね。

この辺り、詳しい方がおられたら、コメントで教えて頂けると助かります(ペコリ)。

あと、これはおまけですが、「くそ!」とののしる場合の 「Sh*t!」 という表現があります。

これも人前で使うような言葉ではないので、

  • Shoot!

と言う人もいますね(けっこう聞きます)。

まとめ

ここまでの内容を、下に3点でまとめます。

  • “Oh boy” という表現は、『なんてこったい』と、少し困ったニュアンスの表現
  • アメリカ人は、実は “Oh My God” の代わりに “Oh My Gosh” をよく使う。
  • “Let’s do the math” は『ちょっと計算してみよう』という場合に通常使われる表現。“Let’s calculate.” は直訳的。

また面白そうな小ネタがあれば、紹介していきますね。

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