疑問:英語の音読を半年続けたら英会話は上達するのか?

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英語の音読を半年続けたら英会話は上達するのか?

英語の音読は、最近ではすっかり市民権を得ているようですね。

私は、大学受験時代に音読の効果を発見して以来の、絶対音読主義者です。ですから、『英語の音読を半年続けたら英会話は上達するか?』という問いに対しては、『YES, you can!』と答えたくなるのが人情なのですが、そう単純な話ではありません。

なぜ単純に “YES” と言えないのか、どうすれば “YES” に結び付けられるのか、その辺りを考えてみたいと思います。

英語音読の効果と限界

英会話上達に効果があるかは、自分の状態による

音読という練習は、読んで字のごとく『音に出して読む』ということです。私が普段から書いている『英語を口に出す練習』のうち、書いてあるものを読む練習です。

したがって、後で書いてあるように音読を通じてインプットをするという練習もありますが、基本的にはアウトプットの練習です。

私の考えでは、音読の効果は2つあり

  • 英会話のための体を作る
  • 学んだ知識を感覚レベルまで刻み込む

ということが挙げられます。

まずは英語を話すための筋肉と、その筋肉を操作するための神経を発達させる。

そして、英文の意味を理解しながら読むことで、学んだ知識が実際の英文でどう使われているのかを、体を通じて確認することができる。

この2つ効果によって、英語で話すことの基礎を固めることができるのです。

しかし、基礎的な知識がない場合には、英文を読んでも意味が理解できず、また学んだ知識を確認しようにも、知識が乏しい状態になります。

したがって、そのような場合には英文の音読をしてもあまり効果は見られず、むしろ基礎知識をつけることに専念するほうが効果的でしょう。

ただし、TOEIC で700点以上取れる状態にあるのであれば、基礎的な単語や文法知識はあるはずですので、音読を繰り返すことによって知識を感覚レベルに刻み込むことで、英会話上達に効果を得ることはできます。

しかし、それだけでは英会話にはならない、という現実があるのです。

音読だけでは英会話にはならない?

すぐ直前に書いたように、音読だけでは英会話にはなりません。なぜならば、英語の音読は『書かれたものを読む』練習だからです。

実際の英会話では、スピーチなどでない限り、書かれた台本を読んでいるわけではありませんよね。

ですので、英語の音読が入口の基礎固めに非常に効果があるとは言っても、それだけでは限界があり、自分で英文を作り出せるようにならないといけないのです。

音読を半年やれば英会話は上達するか、という問いが今回のテーマですが、半年音読だけをやるのではなく、音読がある程度できるようになったら英文を作っていく練習に移っていく必要があります。

この点についての具体的な方法については、後で触れていきます。

英語の音読は、英会話練習の1つのツール

このように、英語の音読は英会話の万能薬ではありません。むしろ、ステージに応じた英会話練習のツールの1つに過ぎないのです。

英語が話せて聞き取れるようになるには、色々な能力が必要となり、それぞれに効果的な練習があります。音読だけやればいい、というわけではありません。

とは言うものの、音読は『勉強しても英語が話せない!』と悩む場合にまず取り組むべき練習であり、英語を話すうえでの基礎となりますので、常に練習メニューに入れておくといいでしょう。

参考記事:

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『英語音読』から『英会話』への移行

さて上のように、音読は絶対必要だが音読だけでは英語は話せるようにならない、と書きましたが、具体的にはどのようにすればよいのでしょうか。

まず考えるべきことは、『英語音読から英会話への移行』です。つまり、書いてあるものを読む状態から、自分で英文を生み出せる状態へ、ということですね。

音読によって体に刻み込んだ知識を、今度を引き出して使う、英作文をするのです。

これは、自分で英文を作るしかありません。

音読も量がモノを言いますが、英作文も量がモノを言います。繰り返すことで、速く正確に自分の言いたいことが英語にできるようになっていきます。

なお、この練習には相手は必ずしも必要ありません。特に、自分から英語で発信する練習ができていない状態であれば、英会話学校などの対人練習は役に立たず、悪影響も考えられます。

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上の記事では、英会話学校へ行く以前の段階として、自分ひとりで練習できる方法を紹介していますので、この記事を参考にして『ひとり練習』を重ねてみることをおすすめします。

アウトプットだけではなく、インプットも兼ねた音読をする

今度は音読の発展形として、インプットも兼ねた音読を紹介したいと思います。

さきほど『音読は基本的にアウトプット練習』と書きましたが、それは基礎の固まっていない状態では知識を吸収するための土台が弱く、音読の素材から様々な知識を吸収することが難しいからです。

しかし音読を繰り返して基礎固めをした後であれば、今度は様々な素材、参考書以外の小説や雑誌、ドラマのスクリプトなどを音読することにより、色々な知識を自分から吸収していくことができます。

なかでも小説は読んでいて入り込めることが多く、生きた英語の知識の吸収という面で非常に優れています。

学校の国語の授業でも音読をさせられたと思いますが、あれも表現力を磨いていくためには必要な練習なのです。

このような知識の吸収(蓄積)と小説の利用については、下の記事が大いに参考になるはずです。

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参考記事:

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英会話は体を通じて身につける実技科目であり、そのため英語の音読は大変大きな意味を持ちます。

ですので、英語の音読をする際には自己流ではなく、正しいフォームも身につけていくことが大切ですが、練習が必要とはいえ、ものすごく難しいことではありません。

英語の発音というものは、知ってしまえば『あ、そういうことだったのか』と思ってしまうこともある、けっこう単純なものなのです。

こちらの記事に、英語発音の基礎の基礎を詳しく掘り下げて説明してありますので、まずはこちらからスタートしてみて下さい。

参考記事:

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まとめ

ここまでの内容を、下に3点でまとめます。

  • 英語の音読は英会話練習の基本であり、英会話上達に役立つが、音読のみでは英会話にはならない。
  • 音読ができるようになったら、英文を作る練習など、英会話への移行が必要。
  • 音読時には、発音練習も行う。また、アウトプットではなくインプットのための音読も、英会話上達に役立つ。

このように、音読を英会話上達の基礎固めとして上手に使えば、どんどんと英会話があなたに近づいてきます。

そして、自由に英語を話すためのしっかりした基盤が作られていくのです。

あなたが英会話をモノにし、あなたの望む未来を手に入れることを、私は応援しています。

MUSASHI

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