英語の会議で感じた『英語を話すうえでの課題』とその克服法

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英語の会議で感じた『日本人が英語を話すうえでの課題』とは?

今回の記事は、私個人の観察と最近の経験による『日本人が英会話を上達させるためのポイント』について書いていきます。言うなれば、『日本人が英語を話すうえでの課題』と言ったところでしょうか。

私はこのポイントについて薄々感じていたのですが、最近になってその正体が分かって言葉で表現できるようになったので、記事にしてみようかと思います。

TOEIC で700点を超えていても英語が話せない、というあなたにとって、気づきになる記事ではないか、と自分では考えていますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

日本人の多くが抱える『英語を話すうえでの課題』とは?

英語の電話会議でのできごと

先日、私の勤務する事務所と本社(日本)、そしてあるアメリカ事務所をつないだ社内の電話会議に出席しました。

私と本社サイドは全員日本人だったのですが、アメリカ事務所の方の担当者はアメリカ人。私はなぜかバックアップの通訳的に参加していました。

その会議で、電話会議を主催した本社の人が英語で色々と説明をしていたのを聞き、私は日本人が抱える『英語を話すうえでの課題』に気づいたのでした。

そしてそれ以後、色々と注意してみると、あちこちで見られることであることにも気づいたのです。

シンドイ思いして話しても英語が伝わらない

私がその電話会議で感じた『英語を話すうえでの課題』とは、『口から英語がスムーズに出てこない』ということです。

そんなの分かってるよ、という声が聞こえてきそうなので、もう少し具体的に言いますと、英語の単語を一つ二つ言うたびに『あ~』や『う~』といったつなぎの言葉が入り、文全体がブツ切りになる、ということです。

その結果、本人も話していてシンドイし、聞いている方も良く分からなくなる、という事態になってしまうのです。

英文が英文になっていないと、シンドイ思いをして話しても通じない悪循環に

英文が英文になっていないと、シンドイ思いをして話しても通じない悪循環に


ちなみにこの人はTOEICで700点以上を取り、英語自体はそれほど苦手ではありません。でも、本人も英会話は苦手と言っている、まさにこのサイトの対象読者そのものです。

また、途中で混乱して、文にならずに英語の羅列になってしまう人もいます。その場合も、本人は苦闘し、でも相手に伝わらず、という結果になってしまいます。

いずれにしても、『文を文としてまとめて相手に届ける』ということが、日本人の多くが苦戦している課題のように感じました。

なぜ英語を話すことに苦労するのか

ではなぜ、このような『英文ブツ切り現象(命名)』が起こるのでしょうか。

考えながら話しているからかもしれませんし、単語が思い浮かばないからかもしれません。

あるいは、内容と単語は分かっているけれども、どうやって英文に組み立てていったらいいか分からないからかもしれません。

しかし、内容や単語で考えてしまう場合には、ところどころで詰まったり『あ~』などの声が入ったりすることはあるでしょうが、そうたくさんにはならないはずです。

やはりこれは、『どうやって英文に組み立てていったら良いのか分からない』ということが、大きな原因なのです。

英単語は知っている、英文法も分かる。でも、それを使えていない。

そのような状態なのですね。

これは、例えて言うならば『高性能パソコンの使い方が分からない状態』です。知識は使ってこその知識なのです。

知識があっても使えない状態は、高性能パソコンの使い方が分からない状態

知識があっても使えない状態は、高性能パソコンの使い方が分からない状態 / Image by kjnnt @ FreeDigitalPhotos.net

課題を克服して英語をスムーズに話すには

英語が話せないあなたに必要な力とは

もう一歩踏み込んで、なぜ単語や英文法の知識はあるのに英文が組み立てられないのか、どうしたらこの課題を克服できるのか、ということについて考えていきます。

実はその原因については、はっきりとしています。日頃の練習が足りないからです。

普段できないことは、本番でもできません。

日頃から考えたことを英文にする練習をしていないため、英文を組み立てるのに時間がかかる、あるいはできなくなってしまうのです。

普段の練習でできないことは、実戦でもできない

普段の練習でできないことは、実戦でもできない


では、どうすればこれを克服できるのでしょうか。

以前、こちらの記事で『骨太の英会話力』ということに触れました。

英語が話せない人が挫折しないために目指すべき第一目標とは
英語を流暢に話したいな・・・ そう思っても、そのような目標はものすごく遠くに見え、考えただけで気が重くなって挫折してしまいそう...

その記事の中では、『自力で英文を組み立てる力=骨太の英会話力』が非常に大切であると書いてあります。

その記事の通り、自力で英文を組み立てられる力、『骨太の英会話力』こそが、あなたにまず必要なものなのです。

『英会話のシャドウボクシング』をする

骨太の英会話力の具体的な鍛え方は上の記事に詳しく書いてありますが、何よりも大切なことは『日頃から練習する』ということです。

日頃から口頭英作文、英語の独り言を繰り返し練習するのです。例えるなら『英会話のシャドウボクシング』ですね。

そのような日頃の練習があってこそ、本番に対応できるのです。そして、練習を重ねることによって、英文を組み立てるスピードも精度もあがっていくのです。

また同時に、英文音読で口慣らしをする、英文を自分の中に蓄積する、ということも効果的です。その蓄積が英語知識の熟成を呼び、英会話力の急上昇を起こしていきます。

参考記事:

英会話力が伸びない・・英会話力を急上昇させる秘策とは?
この記事を読んでいるあなたは、英会話力を伸ばそうと努力していることと思います。 でも、英会話の練習をしているけれども、伸びてい...

口頭英作文と英文音読、さらに言えば発音練習、この3つを日頃から積み重ねることが、この課題克服につながるカギなのです。

スピーキングの上達法については、こちらの記事にも詳しく書いてありますので、こちらも参考にしてみて下さい。

英会話学校でも話せない!その原因から解決する上達法を紹介
TOEICの点数が良くても口から英語が出てこない、という悩みも、英会話に関してよく目にする悩みですよね。 あなたも、思うように...

まとめ

ここまでの内容を、以下に3点でまとめます。

  • 日本人の多くは、英語がスムーズに口から出てこない、文ではなくブツ切りになる、という課題を抱えている。その結果、話しているほうはシンドイ、聞いているほうには伝わらない、ということが起こってしまう。
  • このことは、単語や文法は分かるけれども英文が組み立てられないためであり、その原因は、日頃から『考えたことを英語にする練習』をしていないことにある。
  • 自力で英文を組み立てられる力、『骨太の英会話力』がこの課題の克服には重要であり、そのためには、『英会話のシャドウボクシング』が効果的。

どうでしょうか。あなたも『英語のシャドウボクシング』を日頃の練習に取り入れて、英語がスムーズに出てくるように練習をしていきましょう。

このことは、リスニングにも必ず役に立ってきますし、実は英会話をモノにしていく近道なのです。

あなたが英会話をモノにし、望む未来を手に入れることを、私は応援しています。

MUSASHI

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