プロ直伝!発音記号より簡単に英語発音をよくする矯正のコツ《英語発音の基礎シリーズ1》

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発音よりも簡単に通じる英語発音にする方法

今回の記事では、リスニングと並び日本人にとって大きな壁となっている、英語発音をよくする矯正のコツを紹介します。

あなたも英語の発音に苦労した経験があるかと思います。

練習しようにも雲をつかむような思いをしたかもしれませんね。

ですが、英語の発音では『発音練習=発音記号やフォニックスの練習』よりも大切なことがある、という事実を知っていますか?

実は、通じる英語発音には個々の音よりも重要なことがあり、そしてそれは発音記号の練習よりも楽に身につくのです。

この記事では、私がアメリカでプロの発音矯正トレーナーから直接教わった内容のうち、通じる英語発音の基礎を紹介していきたいと思います。

『英語の発音=発音記号・フォニックス』というあなたの常識は、この記事を読めば大きく変わるはずです。

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発音記号を練習するだけでは、通じる英語発音にはならないという事実

あなたにとってはショッキングな話になりますが、発音記号、つまり個々の音を練習するだけでは、あなたの英語は通じる英語発音にはなりません。

実は英語の発音矯正専門家の間では、『個々の音は通じる英語発音にとって、非常に大切ではあるが一番大切ではないというのは常識なのです。

この点について、もう少し詳しく説明していきましょう。

英語発音の4要素

今から数年前、私はアメリカで自分の英語発音と格闘していました。TOEICは高得点だったのに英語が話せず英会話恐怖症になっていた頃です。

困り果てた私は、藁にもすがる気持ちで発音矯正に挑んだのですが、そのことが私の英会話、そして大げさではなく人生を大きく変えたのでした。

その発音矯正トレーニングで、最初に非常に衝撃的なことを教わったのです。

実は、『通じる英語発音』は次の4つの要素に分解されます。

  1. 発音(Pronunciation)
  2. イントネーションとリズム(Intonation & Rhythm)
  3. 音の結合(Linking)
  4. 発声(Voicing)

そしてそのトレーナーは、この中で何が最も重要か、優先順位をつけていきました。

なんと、最も重要であったのは発音ではなく、2番目の『イントネーションとリズム』だったのです。

同時に、『個々の音の発音は、英語の発音練習のごく一部でしかない』ということも教わりました。

実際に私の感触でも、イントネーションとリズムは『通じない英語発音』の問題の5割ぐらいを解決します。

残り4割は個々の音(フォニックス)、残り1割ほどが音の結合(リンキング)でしょうか。

それぐらい、イントネーションとリズムは大切なのです。

誤解の無いように補足しますと、発音が重要では無い、と言っているわけではありません。

個々の音は極めて重要です。

特に英語の聞き取りをしっかりと鍛えたい場合には、個々の音の習得が最も効果的かつ効率的な方法であり、発音記号の練習なしではリスニングは上達しません。

英語リスニング究極のコツと上達法-2つの聞き取れない原因を断つ!

極めて重要ではあるのですが、イントネーションとリズムはもっと重要であり、英語の発音練習ではまず最初に取り組むべきこと、ということなのです。

日本人が陥りやすい『英語の発音練習の落とし穴』

これは、私を含めた多くの日本人が陥る『英語の発音練習の落とし穴』です。

本当に重要なことを知らずに、小手先の発音練習に走ってしまうのです。

個々の音、rvth などの発音ができても、イントネーションやリズムが日本語のままでは、やはり通じにくい英語のままです。

逆に、個々の音はそれほどできていなくても、英語のイントネーションやリズムで話す方が、ずっと通じやすい英語になります。

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