英会話道具箱8:『~するといけないので/~に備えて』の英語表現

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『~するといけないので/~に備えて』の英語表現

こんにちは、MUSASHIです。

転ばぬ先の杖、とはよく言われますが、先のことを用心して備えておくということは、何かあったときのダメージのコントロールに必要ですよね。

雨が降ったらいけないから傘を持つ、とか、万一のケースに備えてお金をとっておく、とか。。。

そのような場合の英語表現は、実はあきれるほど簡単な形をしています。でも、知らないと出てこないし自分で使えません。

今回はそのような『~だといけないので/~の場合に備えて』という英語表現を紹介します。また、関連して『似ているけれども違う英語表現』も紹介していきます。

『~だといけないので/~の場合に備えて』の英語表現

すでに知っている英単語が2つだけの形

この表現は、あなたの知っている単語2つでできています。少し考えてみましょう。

『~の場合』というヒントから考えると、”case” を使いそうですね。

その勘はいい線をついています。正解は “in case” です。

『雨が降るといけないから』であれば、“in case it rains” ですし、『何かの場合に備えて』であれば、“in case something (unexpected) happens” ですね。

『雨が降るといけないので』は "in case it rains"

『雨が降るといけないので』は “in case it rains”


また、セミナーなどでは『この項目に詳しくない人がいるといけないので説明すると~』などという感じで、“In case some of you are not familiar with this topic, ~” と前置きをして話す人もいます。

なお、後ろに『主語+動詞』の形が揃っている節ではなく単語や句をつける場合には、”of” を使ってつなげます。『雨の場合に備えて』であれば “in case of rain” になります。

応用編:『念のため』

この表現の応用編(?)として、“just in case” という言い方があります。何に備えているのかをはっきり言わずに、“I will bring an umbrella, just in case. という使い方をします。

この例では “just in case (of rain)” という省略形になっているんですね。これは、日本語でいえば『念のため』に該当する表現になります。

似ているけれども意味が違う表現に注意!

たった一語で意味が違う

この表現は、“in case” であり、“in the case” ではないことに注意して下さい。

“in the case” と間に “the” が入る表現は、文字通り『~の場合には』であり”if” と同じように使われます。この場合には『~だといけないので』という意味はありません。

他にも注意すべき『似てるけど違う』英語表現

同じような違いはよくあります。次にいくつかの例を見ていきましょう。

few / a few、little / a little

学校で習う “few / a few”“little / a little” もそうですね。a がつけば『少し(ある)』、付かなければ『少ししかない』の意味で、ニュアンスは正反対になります。

the number of / a number of

また、number でも同じような表現違いがあります。“the number of”“a number of” の違い、分かりますか?

“the number of ~” は、文字通り『~の数』であり、例えば “the number of attendees” と言えば『参加人数』のことですね。

それに対して “a number of ~” は『たくさんの~』であり、”a lot of ~” と同じです。

人数を言おうと思っているところに “a number of attendees” と言ってしまうと、『たくさんの参加者』になって、意味が通じなくなってしまいますので、注意が必要です。

on the way / in the way

その他、冠詞ではないですが “on the way”“in the way” も違いますね。どう違うのでしょうか。

“on the way of ~” は文字通り『~の途中で』ですが、“in the way of ~” は『~をじゃましている』という表現になります。

したがって、“There was a car in my way home” は『私の帰宅のじゃまをしている車があった』であり、『帰宅途中に車があった』ではありません。

微妙な違いを身につける方法

このような違いは『言われたら分かる』レベルではなく、考えなくても正しい意味が取れる、正しい方を選んで使える、というレベルまで訓練することが、『分かる』を『できる』に変えるために必要です。

そのための方法としては、私は表現を切り取って覚えるのではなく、それが含まれている英文そのものを覚えるまで音読して、体を使って刻み込む方法をおすすめします。

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できれば、情景が想像しやすい、ストーリーの流れがあるものがいいですね。他の記事でも書きましたが、TOEIC で700点以上取れているのであれば、参考書は卒業して生きた英語に触れていきましょう。

そのことが、今のあなたにとっては生きた英会話を身につける近道です。

まとめ

ここまでの内容を、以下に3点でまとめます。

  • 『~だといけないので/~の場合に備えて』は、非常に単純な “in case” という形をしている。
  • “in the case” は別の意味であり、注意が必要。
  • 他にも『似ているが違う』英語表現は色々あり、考えなくても区別して使える訓練が必要。

今回の表現も、英語で話そうとするときに『あれってどう言うんだっけ』と思う表現ですよね。このような英語表現を使い回し、一歩ずつ英語をモノにしていってほしいと思います。

あなたが英会話をモノにし、望む未来を手に入れることを、私は応援しています。

MUSASHI

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